いやはや驚きです。日経平均の18000円台乗せが、ついにNHKの7時のニュースになりました。昨年6月14日の14000円割れ寸前の時は、記憶では日経新聞に書かれた程度でした。このようにマスコミに取り上げられると、そこが天井または底であることは良くあることです。

しかし、日経平均のOSCはこれだけ上げても前日同値の75%です。まだ少しは上げる勢いです。それからマザーズ指数とヘラクレス指数のOSCが仲良く61%で並びました。1月の高値時は76%程度行っておりましたので、こちらの方はまだ上げ余地があります。しかし、いかにも急な上げです。マザーズ指数のOSCは18%も上げました。これは、数字のトリックかと思います。28日分のデータを扱っておりますので、ちょうど1月15日からの数字が対象となります。1月16日から19日までの、筆者が不在中の馬鹿上げの再来が明日以降なるのでしょうか? 勢いはついております。後は日経平均の上げすぎの是正がどこで起きるかです。その時に新興市場が独歩高を演じられるのかどうか。昨年までの記録をざっと見ても、日経平均と新興市場はそれなりに連動しているようです。当たり前でしょうが。

ということからすると、今回の上昇局面は意外と短命かも知れません。新興市場の明日以降の切り返しも日経の上昇基調がベースとなるからです。少なくとも大きな下落は駄目でしょう。連れ安になってしまいます。

しかしムードは一変して良くなりました。

持株も5742エヌアイシ・オートテックに加えて、2371カカクコム、6871日本マイクロにクス、1766東建コーポレーション、そして4835インデックスと増えました。キャッシュ比率40%までに減りました。信用余力を明日は場合によっては使わなければならないかも知れません。

さて、明日の注目銘柄です。特に上げ余地が大きい銘柄と、見直し買いが入るべき銘柄を中心に見てみます。

テクニカル用語の簡単解説

1.6263プロデュース ▲ (逆張り注意)
 16日に中間期の計画未達(対計画比で約75%の経常減益)を発表して売られております。GSはしかしながら、受注が加速しており、前倒し経費による減益との説明をしており、依然として125万円を目標価格に置いております。その真偽のほどは内部関係者でない限り知るよしもありませんが、この会社の事業内容は筆者にとってかなり魅力的であることには変わりありません。明日は売りを警戒しながらも底割れなければ一旦相場に乗っての浮上があるかどうかに注目。直近高値760Kの75%掛けは530Kあたりにはなりますので、そこまでの売りは念のため頭に入れておいた方が良さそうです。

2.2461ファンコミュニケーションズ ▲
 戻りが遅いようですが、9日に一旦反発した時の安値は抜いて終わっての、OSCが39%→47%です。買い戻しが一気にあるかも知れません。

3.2459アウンコンサルティング ○
 どうしても人気が出ません。中間期の経常益2倍の発表までに395Kまで上げていましたので、その後は307Kまで押し込まれました。そこを何とか321Kまで押し戻した位置です。OSCは+7%の60%まで上げておりますが、切り返し余地が大きな銘柄と見ております。

4.2450一休 △
 貸借銘柄なので売ったり買ったりしながら、今日の相場に置いて行かれております。そもそもまだ一部に昇格するような業績でも業態でもありません。そこを投資家に目ざとく見抜かれているようです。明日も過大な期待は禁物ですが、とりあえずテクニカルには良い形にはなっております。

5.4238ミライアル ○ (逆張り注意)
 SUMCOを主たる顧客とするウェーハー容器メーカーです。半導体業界の設備投資延期など、市場環境が少し悪化しているのがこのところの停滞の原因でしょうが、やっとテクニカルには反発体勢です。11700円割れば明日はないことを確認してのエントリー。

6.2448イーコンテクスト ▲
 15日に好業績で197Kまで付けましたが、皆さん今日は賑わっている株の方に忙しかったようで、出来高もあまり冴えません。しかし、この株なりにやんわりと切りかえしております。見直し買いの候補の1つ。200Kは悠に超えるだけの実力はあるでしょう。

7.2132アイレップ ◎
 これもアウンコンサルティングと同業。同じように置いて行かれておりますが、OSCが43%→37%へとダイバージェンスしながら、2月7日のOSC36%を付けた時の終値271Kよりもまだ19Kも下に位置して終わっております。この特異なテクニカルパターンは、筆者の記憶では×ではなく○だと理解しております。とにかく明日の寄り付き、場の状況次第では吹っ飛ぶかも知れません。業績は四季報予想どおり。

8.3233ファンドクリエーション ▲
 これもまだ出遅れている銘柄です。売りも買いも分厚いので嫌になるでしょうが、後は出来高さえ伴えば10K程は上げても良さそうです。

9.3043モジュレ ▲
 地味な値動きですが出遅れ株です。150K越えはあってしかるべき業績の株なのですが、このところ一昔前の新興銘柄が忘れ去られようとしております。もう一度お客さんが戻ってくるかどうか。

10.3236プロパスト ○
 今日かなり上げましたが、まだOSCは37%→39%です。如何に押されていたかということですね。ちょっと高い株ですが115万円程度までは地合によっては、持っていくだけの力は持っております。リミックスポイントは4連騰でしたのでさすがに今日は息切れしました。この株はまだ上げにかかったばかりと言えます。

11.7974任天堂 ○
 TOPIXコアの鉄鋼関連はさすがにOSC面からも息切れの様相を呈しております。KDDIやNTTの通信関連は今日利確の嵐でした。この株、危機的な3万円割れの状況は一応脱したようです。OSCを+7%の41%まで戻しました。今日も値動きだけ見ているとふらついているように見えましたが、最後は高値近辺での終了です。鉄鋼など他の銘柄の調整が進めば、自ずとこうした少々出遅れの銘柄に目が行くというものです。指数値もRSI(27%→36%)も共に良し。

12.1766東建コーポレーション ○
 この株、明日引けまで待って再度落ちるようなら相当の強者です。つまり、テクニカル分析の対象とはならない程に、強者ということとなります。つわもの=強い株という意味ではありません。誤解のないように。癖株とでもいう意味です。

13.4543テルモ △
 値動きが少ない典型的な銘柄ですが、今日はやっと出来高も伴い切りかえしました。OSCも31%→34%です。少し長めに持たないと利益が1日ではあまり出ません。心臓に何らかの症状を抱えていらっしゃるような方に特にお勧めです。4600円あたりで指し値買いをしても数日経てばある程度の利が乗っていることでしょう。

14.3971東セロ ▲
 今日注目の東セロ。まだ行けそうです。OSCは28%→34%と典型的な切り返しです。今日も押し目らしい押し目はありませんでした。こういう地味ながら燻し銀のような株も中期保有にはテルモ同様お勧め。

以上です。