人間、少しやる気を出して働きだした時に、理不尽な事で頭を押さえつけられると、心理的には前より悪化するものですが、その人間たちが参加している株式市場も同じです。ボクシングでいうとカウンターを食らったという奴でしょうか。

ダヴィンチは何とか値段が付いて前場では開始時よりも-12Kの119Kです。良くここで留まっているという印象です。

マザーズ指数も、ヘラクレス指数も今日は日経も下げているため、もとより日経に反逆して買い上がるようなお人がいるわけはありません。OSCはマザーズ指数が-3%の40%、ヘラクレス指数が-5%の43%と順調に第二の底に向けて下落中です。日経は-1%の67%、TOPIXは-4%の66%です。やはり目の前の山は高いようです。

それでも個別物色があるらしく、持株の3814アルファックス・フード・システムを何とかストップ高で売却できました。昨日ジョンベストで追加した分の方が数は半分なのに利益を稼ぎ出したようです。やはり買い時の見定めが如何に大切かということですね。

それに対して、前場終わりに「騙し上げ」に性懲りもなくに引っかかったのが、3230スターマイカです。320Kの今日の安値で指していたのですが、ふと見るとスルスルと328Kまで上がっているのを見て、320Kから328Kへと変更しての「狼狽買い」をしてしまいました。それだけならまだしも、326Kへと降りてきた時に悪いトレードの見本である「ナンピン買い」の失策をやらかしてしまいました。結局、出来高の推移を冷静に見てみると、328Kまではほんのわずかな株の買い上がりで値段をつり上げております。そして328Kにもともと積んであった売り板を、筆者のようなうぶな投資家から「狼狽買い」をさせ、後はさっさと326Kや325Kあたりの厚い買い板に売りをぶつける、という全く手の凝ったやり方です。当然今日の安値の320K付近では売りも止まっております。もう用が済んだからです。

このような手の込んだやり方が、色々と作戦を変えながら手を代え品を代えて出没するのが株式市場です。まともに付き合っていると性格まで悪くなりそうです。しかし、皆さん、ゼロサムゲームのこの博打では、他人から金を巻き上げないことには勝つことはないことを先刻ご承知です。今更、こんなことを愚痴こいても何の意味もありません。笑われるだけです。今後の自分のトレードに生かす以外にはありませんが、このスターマイカという株の値動きの性格は、一旦火がつくと結構乱打戦になりながら上に行くというものです。これが脳裏に焼き付いておりましたので、ついそのトリックに引っかかってしまいました。こうしたトリックには何度でも引っかかってしまうのが、まあ「普通の人間」だと思って諦めましょう。今日の後場で再度何かが起こるかも知れませんが、テクニカルに明らかに退却サインが出れば、これは潔く負けを認めて撤退するつもりです。そんな時のよすがになるのも、テクニカル指標のよいところかと。あるいは、個々人が体得した損切りルールの自動的な応用でも良いかと思います。

ということで、今日のところは1勝2敗。もう1つの持ち越しの3809バリオセキュアは-2Kで撤退です。場が良くないのでうまくいきません。