IPOの一角以外は、ほとんど新興株は動きなし。寄り付きは高く行くそぶりはあってもその後はじり安、そしてそのまま下げるかと思うと、じりじりと反転しての前場終了です。つまりシーソーゲームそのものです。上に行ったら売り、下に下がったら買い、といったことの繰り返し。

と言うわけで、前場はなすことなしの状態でした。家人が持ち越した大崎エンジニアリングは幸運にも今日もIPO人気にあやかり上昇。30K位取ったそうです。

まあ、あまり書くまでもありませんが、マザーズ指数は-2%の55%、ヘラクレス指数は逆に+2%の64%がオシュレーター値です。あまり気にしている人はいませんが、RSI(14日)を見ると、マザーズ指数は82%、ヘラクレス指数は何と91%です。これは今年春からのデータでは記憶にない高さです。実は、RSIからすると随分とこの真冬に「過熱状態」なのです。それもその筈、ヘラクレス指数は11月21日からプラ転し始め、軽微なマイナスで終わった日はあるものの、14日間のうち10勝4敗です。このようなじりじりとした道産子の競馬のような上げ方もあるのですね。こののらりくらりした上げ方には今回は騙されました。

しかし、この後の予想ですが、じりじりと登ってきた岸壁の最後の頂上目指して、一気に力を振り絞って上げた後に、その反動でついに力尽きて急陥落するのか、それとも現在のOSCが示すように、皆さん何とか岩肌にしがみついているものの、ふと振り返れば後からついてくる人間があまり多くないのに気づき、せめて自分だけは安全に下界に降りたいとばかりに、周りに気づかれないようにそろりそろりと降りるため、株価をじりじりと下げてしまい、数日経てば結構な水準まで下げていた、といった姿になるのか、果たしてどちらにいくのか興味はあります。

いずれにしても、全員が安全に下界に避難できるなどということはこの世界ではありません。誰かが買ってくれなければ降りることが出来ないからです。ちょっとした買い手不在になると、皆さん一斉に気づきだします。これはやばい!!と。そうなると一斉に命綱の方向に駆け寄ります。そして命綱はその重量に耐えきれずに一斉に谷底めがけて陥落するという修羅場が予想されます。特に、現在沢山の魑魅魍魎達が群がっている新規IPO株においてそうした光景が見られることでしょう。大崎エンジを家人が今日売ってくれたことは喜ばしいこととしなければなりません。

ついでに言うと東証1部のRSIは77%です。10月16,17日の79%以来の高さです。OSCは59%で前日同値。11月24日の32%が底ですから結構な高さです。この後はどちらにでも行く水準です。

後場は、体調を整えるため、冬の陽光でも浴びながら散歩にでも出かけた方が良さそうです。