小五郎似はいずこ?
気がつけば小五郎似の猫を見なくなって何日過ぎただろう
大阪から帰ってきて一度も見ていないから
おおかた一週間が過ぎたころだろうか
雄猫はサカリがきた雌猫の臭いを一キロ先まで嗅ぎ分けるらしい
その臭いをたどって旅に出るから迷子になって
もとの場所に帰れなくなると聞いたことがある
心配していたけどそうなったのだろうか
だから最初からあまり執着しないようにはしていた
名前も敢えてつけなかった
こんな別れが来るような予感がしていたから・・・
でもまだいなくなったと諦めたわけじゃない
微かな希望はある
玄関前のカリカリが減るのが以前とほぼ同じペースだからだ
昼間姿を見せないだけで
夜こっそり来て食べているかもしれない
諦めるのはまだ早い
本物の小五郎も待っているよ
早くかえっておいでよ
昨日の晩御飯
トマトジュース入りのスパゲティ
ポパイエッグ(ほうれん草と卵とハムを蒸したもの)
トマト
トマトは糖尿病にいいらしいので
毎晩食べているんだ❗
40日後の検査に向けて頑張るのだー」\(^-^)/
あとがき22時50分
ほんもの小五郎ちゃん
今年10歳
おかあたんも兄弟の諭吉も妹もみんなみんないなくなったね
妹はうちに来てたった一晩で突然死してしもたね
まだまだ小さな子猫だった
動物の死を見るたびに
運命という言葉を思う
全て生まれた時から決まっていたこと
運命
努力してもどうにも変えられないもの
なんか悲しいね