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■10歳の放浪記
■かなしみの詩 「10歳の放浪記」その後
上條さなえ 著
著者は
1950年(昭和25年)非嫡出子として生まれました
出生届は生まれてから6年後に出され
その4年後、父親の仕事の失敗とともに住む家を失い
家族は離れ離れ・・・
親戚や知人の家に預けられた後
定職のない父と簡易宿泊所を転々とする生活・・・
「お父ちゃん、明日はご飯を食べられる?」
と聞くわたしに、父は
「明日は明日の風が吹くさ」
としか、こたえてはくれませんでした。
自分がふだん
大変とか
苦労とか
思っていたり、考えていたことは
大変でもないし、苦労でもありませんでした
やっぱり、私たちはいろんな事に甘えてるのかも。。。
ずーっと、苦労の連続だったという内容ではありますが
今まで関わりを持ってきた人たちに
「ありがとう」
「感謝」
という言葉をの中で何回も言ってます
「人に優しくありたい」
と思わずにいられない
感動の一冊です