ズドラストヴィーチェ!みやざぶサーニン![]()
先日、学校周りをしていて衝撃を受けたことを書きました。
海外から来た子でも、1年もすれば自然に日本語が話せるようになっていたのに、2年たってもあまり話せない子がいる。学校現場では、日常ポケトークを使っているようで、そのせいなのだろうか…?
このことをずっと考え続けています。
ヒッポのみんなにも、あちこちでこの話をして、一緒に考えてもらっています。
ヒッポのみんなと話すと、いつも、ことばは受け手が大事、という話になります。ことばが育つのは、受けとめてくれる相手がいるから。ことばの環境とはあたたかい人間関係のこと。
そもそも、先生とはポケトークで会話をしているとしても、子ども同士がそんなものを使って会話をするだろうか…?
私は、あっ!と思いました。
先生がポケトークを使って会話をしているのを見ている子どもたちは、どう思うだろうか?ポケトークに出てくることばが正しいことば。正しいことばで話さないと伝わらない。そんな風に思ってしまうのではないだろうか?そんなことを考えていたら、会話する勇気が出なくなるかもしれない…。
ああ、正解があるということは、正解以外はすべて間違いになる、〇と×のデジタルの世界になってしまうんだなあ…。実際には、○と×の間には無限のグラデーションがあるはずなのに…。
正解をしらない世界では、自分の発した音が伝わった、と感じれば、それはすべて成功体験になる。「ちゃむいちゃむい」でも、「食べるない」でも、意図が伝われば、「これでいいんだ」と思う。そして、その音を使い続けているうちに、なんとなくまわりと少し違うなーと気づいたり気づかなかったりしながら、いつの間にか少しづつ周りと同じ音で話すようになっていく。
それが、正解のある世界では全部×だ。
先生とその子が、多少違った音でも通じ合っているのを見れば、子どもたちは自然にそんなものだと思って、多少違った音でコミュニケーションをとるだろう。でも、ポケトークの正しい音でしかコミュニケーションしていなければ、ポケトークがないと話せない、と思ってしまうのではないだろうか…。
実際の現場を見ていないので、想像でしかないのだけれど…。ある校長先生が、「あれ(ポケトーク)がないと、どうにもならんでしょう」と言ったのも衝撃的だった。そう思ったら、どうにもならなくなるだろうなあ…。
この話を、あちこちの学校でしてみたら、多くの校長先生が、「ご家庭で日本語を話されないからでは?」とか、「その子の発達に何かあるのでは?」とか、質問されたのも印象的でした。環境よりも、個人に原因があると思うんだな…。
まあ、ポケトーク一つがそんなに大きな問題になるとは思わないよね…。
最後の学校では、校長先生が、「子どもはめんどくさくなって、そのうち使わなくなるんですよ」とおっしゃっていて、ほっとしました。
でも、そこでは、今の子どもたちは単語でしか話さない、しっかりと最後まで文章で話せない、という話題になって、また暗澹たる気持ちになりました…![]()
子どもの卒業文集を見て、これで大丈夫なのかな?と心配していたけれど、話しことばまで加速しているのか…。
私たちの地域では、年に一度、ヒッポで文集を作っています。みんな忙しくてなかなか書けないと言うんだけど、気持ちはわかるけど、年に一度なので、がんばって書いてほしいなあ…。小さいことの積み重ねが大事なんじゃないかなあ…と思います。子どもたちにも、自分の思いをことばにする体験を、重ねてほしいなあ…と思います。そういう機会があるって、ありがたいんじゃないかな。私が小学生の頃は、学校でしょっちゅう作文の時間がありました。おかげで、私は書くことにはなんのためらいもありません。三つ子の魂百まで、ですね
先生、ありがとう![]()
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