Giugno 28(ventotto) Lunedì  Sono andato al Museo della Scienza ieri.

 

めるはば。べにあどむサーニン♪

 

昨日は、名古屋市科学館に行って、南部陽一郎生誕100周年記念の展示を見てきました。

 

 

そのことも書きたいし、いろいろ書きたいことがあるんだけど、東大、MIT、ヒッポ共同研究についての発見がとまりません!!

今日のワークショップのテーマもまた、共同研究でした。

正直、「え?またその話するの?」という気持ちもあったのですが、みんなで話していると、

 

あっ!!そうか!!

 

ということが、次々にわいてきます。やっぱり、みんなで話すことって、大事なんだなーとあらためて感じました。

 

 

今日の発見は、まったくもって私の妄想の域を出ないのですが、自分の中では大発見で、きっとそうだー!と思えて興奮が止まらないものなんです(笑)。

 

共同研究の論文の中で、カザフ語の文法第1段階から第3段階までのテストの中で、二言語話者の脳活動は文法2、文法3と新たな条件が始まるたびにリセットされたのに対し、多言語話者の場合は、活発な活動が維持されていた、という結果が出ています。

 

少し、表現が難しくて、この結果が何を意味しているのか、私たちもはっきりとはわからないのですが、多言語話者は、文法1で得られた感覚を、文法2、3の問題でも使えてラクなのかな?二言語話者は、新たな問題が始まったらまた一から考え直さないといけないのかな?といった印象です。

 

 

これは、論文にも「興味深い」と書かれているし、私たちも、ここには何かあるぞ…と感じます。

 

そういえば、私たちは、多言語が聞こえてくる環境を創るために、家の中にスピーカーをたくさん置いています。多言語に浸っていると、だんだん、「これは何語だな…」と感じられるようになってきたり、「この音何度も聞こえるな…」と気になる音がみつかったり、「この音、この場面でもあそこの場面でも聞こえる、こんな風に使うのかな?」と気づいたりしていきます。

音が身体の中にたまっていくような感覚です。

 

でも、ヒッポをやっていなくても、世の中には多言語の聞こえてくる環境はあるはずです。テレビやラジオから、電車の中やお店のアナウンス、街中ですれ違う海外の方のおしゃべり…。でも、ほとんどの人は、毎日それを聞いていたとしても、ほとんど気に留めていません。初めは何語かもわからなかったのにわかるようになったとか、聞こえ方がクリアになったとか、意味がわかったとか、そんな体験はほとんどないでしょう。(もちろん、中には、そういう体験をしている方もあるとは思いますが、少なくとも私はなかったし、私の周りの人もあまりなさそうです。)

いろいろな国のことばが聞こえてきても、全部英語だと思っている人もたくさんいるし、一緒に歩いていても、「韓国語や中国語がいっぱい聞こえてきたね」「え?そんな人いた?!全然気づかなかった」なんて会話もよくあります。

 

この違いは、いったいどこからくるのでしょうか???

 

 

なぜヒッポをやっていると、多言語の音が蓄積されていくのに、

一般の多くの人には、蓄積しないのか??

 

 

それが、先ほどの実験の、文法1で得られた感覚を、新たな文法問題に引き継げるのか否か?ということと似ているように感じられました。

 

 

次回、この違いがいったいどこからくるのか?私の考察をお話ししたいと思います。

 

 

 

 

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