ぼんじゅー。じゅまぺーるサーニン♪
昨日は、Zoomで関西のヒッポメンバーの方から素敵なお話を聞きました。
その方は、ADHD(注意欠陥・多動性障害)で、小さい頃から人の話を聞くのが苦手で、
話の途中で腰を折って、自分の話を始めてしまって、
嫌がられたり、友達をなくしてしまったりすることが多い子だったそうです。
それが、ヒッポを始めてから、ヒッポではみんなが順番に話すスタイルなので、
自分も最後まで聞こう、と思えるようになって、
日本語でも多言語でも、話が聞けるようになったそうです。
私も自分がADHDなんじゃないかなーと思うことがあるのですが、
ヒッポの「聞く」を大切にするところに、こんな側面もあるのか!!とその方の話を聞いて、
本当に驚きました。
ヒッポでは、「聞く」ことが大切にされてるよ、ということを以前こちらのブログにも書きました。
今までにも、自閉症の子が、いつもみんなが声をかける環境の中で、その子らしいコミュニケーションをとれるようになったり、不登校の子でも、ヒッポの場ではリラックスしていつも通り過ごせたり、という話をたくさん聞いてきました。
ヒッポは、何か困難を抱えている人のために、問題を解決する活動ではありません。
でも、多言語に浸ることで、どんな人のことばも大切にする寛容さが育くまれ、誰にとっても自然で心地よい場が創られるということは、困難を抱えている人にとっても、その人らしくいられて、みんなの中で自然に過ごせる場である、ということではないでしょうか。
人は一人一人みんな違うし、一つ一つの細かい問題に対して、どう対応すればいいか前もって考えるておくことは、大事なことですが、きっときりがないくらい大変なことです。
どんな人にとっても居心地のいい場を創ることができたら、誰にとってもいいはずですよね。
それは、人間にとって、一番自然な場、ではないかと思うんです。
昨夏、無人島にでかけてから、ますますこんなことを考えるようになりました。
たとえば昨今では、防災についてよくTVなどで取り上げられているのをみますね。「もし、電気がつかなかったときにはツナ缶やペットボトルで灯りがとれる」「もし水を運ぶ大きなバッグがなかったらジーパンでバッグが作れる」…と、便利な知恵をたくさん聞きます。知らないより知ってるに越したことはないので、教えていただけるのはとてもありがたいです。、とはいえ、それを全部覚えておくのが大切なことなのでしょうか?もし、ジーパンもツナ缶もなかったら、そのとき人はどうなるのでしょう?
大事なことは、置かれた状況の中で、そこにあるもので、今、自分にとって必要なモノを作り出せる力、なのではないでしょうか。
まだ起きてもいない問題にどう対処するか、技のデパートのように細かいことを積み重ねるより、どんな状況でも生きていける力を育てることの方が、本来一番有益なことなのでは、と考えるようになりました。(もちろん、こういった工夫を聞くことで、「ないときにはなんとかする!」という発想をもらってるんだと思います)
発達障害も、最近はいろいろ知られるようになりましたが、その状態も困難も人によって千差万別。知られれば知られるほど、どんどんどんどん困りごとの数に合わせて、病名がいたずらに増えていくようで、気になります。この人にはこう、こっちの人にはこう、と対処法が山のように増えたら、みんなそれに合わせていけるのでしょうか?病名がついていなくても、同じようなことに悩んでいる方も、たくさんいらっしゃることでしょう。(もちろん、対処法を知ることで「ああ、そうすればうまくいくのか!」と助けられることがたくさんあることも知っています)
一人一人に生きる力が育つことと、誰でも受け入れてもらえるあたたかい場を創ること。必要なのは、それだけのような気がします。それさえできれば、そこにどんな人がいるかによって、それに合わせた場が創られていくだけ。それこそ、まさに自然。ヒッポってそんな場だなーと思います。
多言語の場とは特殊な状態のように感じられるかもしれませんが、実は、人間にとって自然な場なんだよ、ということが、先日の共同研究であきらかになったのでは、と思います。
人間は、太古の昔から、いつもいろんな人と交わって、いろんな生き物と共存して、多様性の中で生きてきたんですね。
多様で自然な場が、ヒッポです♪
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東京大学、MIT、ヒッポファミリークラブ共同研究
【メディア掲載の一部】
(この中の「文教.com」で紹介されています) ●朝日新聞デジタル ●マイナビニュース ●d menuニュース
●日経新聞
https://r.nikkei.com/article/DGXLRSP607592_Q1A330C2000000?s=6
●東京大学プレスリリース
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/press/z0109_00003.html
●Scientific Reports誌 掲載論文
https://rdcu.be/chOMs
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