しまなみ海道ライド(前編) | ロードで遅く走ってもいいじゃない

ロードで遅く走ってもいいじゃない

ロードバイクで起こったあれこれをメインにダラダラ書いていきます。
荒川CRをメインに、飯能や奥多摩方面に登りに行ったりしています。

こんにちは、さ~くです。
3/30~3/31の2日間、念願のしまなみ海道を走ってきました。
ブルベの翌週の話ですw

さて、ご存知しまなみ海道は本州と四国の間の瀬戸内海に点在する島を橋伝いに渡る道のことです。
自転車で渡れるように整備してあり、道に迷わないようにブルーラインが引かれています。
また、各島には自転車で訪れる人のためにバイクラックは勿論、色んな施設がポイントポイントにあり、宿泊施設も自転車のお客を意識した対応をしてくれます。
まさにサイクリストの聖地です。

ろんぐらいだぁす!でもお馴染みのしまなみ海道、いつか行ってみたいと思っており、実際に去年計画していました。
しかし、いざ出発の1週間前、広島を襲った豪雨災害でそれ所ではなくなり、キャンセルをせざるを得なくなりました。
あれから1年、ブルベの前週にそろそろ行こうかなと何気に調べたら素泊まりで安い宿を見つけ、新幹線もいい席を確保できたので、ブルベの翌週行っちゃうか!
去年の時点でルートと回る場所は調査済みなので、後はノリと勢いで突貫してきました。まぁお陰で色々ありましたがw

当日の朝5時、東京駅に出発の1時間前に到着。無事に席と壁との間のスペースを確保。
これで福山まで安心して眠れます(すやぁ
おっとその前に2日間の天気は、曇り気味かぁ雨よりかはマシかなぁ・・・この風予報バグってない??


  

アナウンス「車内に体調を崩された方がいます。お客様にお医者様はいらっしゃいますか」

実際にあるのかそんなこと。ドラマや映画の中だけかと思ったわ。
そんなこともありつつ3時間ほど文明の利器を体感し、福山に到着。鈍行に乗り換え尾道を目指します。
ろんぐらいだぁす!では新尾道まで新幹線。そこから自走でしたが、多分こっちの方が早いハズ。


10:30ごろ尾道駅に到着。輪行解除し駅前にあるという渡し舟乗り場を・・・あ、通り過ぎてた、本当にびっくりするくらいの駅前にあったw


小さめのフェリーっぽいのが来たから「これに乗るの?」って思ってたら、更に小さい船が来たw


110円支払い向島に上陸。ここからブルーライン沿いに走ればいいので楽ちn・・・あ、ブルーラインからそれてた(ぇ~


憧れのしまなみ海道、天気がいいと「うひょ~」とか奇声を発するところですが、薄曇りなのが残念。
それでも普段見慣れない景色に心がはやります。来て良かった。
心配していた風も大したことなく、心地よい汐の香りを運んでくれます。しまなみ海道は尾道から今治まで70km程度、今回は色々寄り道をするので全工程85kmくらいになります。十分1日で走りきれる距離です。
1日目は60km程度走りますが、普段なら3時間もかからないので全力でゆっくり走り、しまなみ海道を堪能します。

向島は寄り道せず通過します。

最初の橋越えですが、え?あんな高いところにある橋を渡るの?ジツハスゴイキツイノデハ?と言うれいの件をひとしきりやりますw
橋までは当然そこそこの坂を登るのですが、斜度が3%を越えることはないです。島民の生活道路になっているのか、ママチャリでも登れる程度です。

橋の下に歩道と自転車道があります。これこれ、これが見たかったのよ。ふわぁぁぁぁってなりますw
ここ、原付バイクとか走るので注意。
このタイミングで、サークルメンバーに写真を共有します。



あっつさん「そ、そこは!しまなみでしょ?」

ろんぐらいだぁす!を愛読しているだけあってで気付かれたw

チホさん「しまなみ行ってるの?聞いてないよ!」

当初はサークルでしまなみ海道を計画してたけど、カキさんがニューフレーム買ったらしまなみ行くお金がなくなったって言うから・・・
今回の本命はサークルで行くときに備えての下見なんです。
よしきさんが以前しまなみに行ったときは仕事の合間にレンタルサイクルだったので、輪行の情報とか必要だし。
と言う体のいい言い訳を自分に言い聞かせます(ぇ~


橋を渡り因島に上陸。お待ちかねのはっさく屋に到着。(月・火は定休日か・・・めもめも)
店内にバイクラックが設置されているので安心。

そしてずっと食べたかったはっさく大福をパクリッ・・・うめぇ、白餡の甘さとはっさくの酸味が絶妙です。
2個食べたけど、もう2個くらい行っとけば良かったかな?これで今回のしまなみ海道ライドの6割が終了です(ぇ~


因島の北側をぐるっと周り次の生口島に渡る橋がこちら、撮影スポットなのか結構な数の自転車乗りが撮影しています。


ここを左折して橋への登りが始まるのですが、一旦通り過ぎて因島のもう一つのスポット大山神社に向かいます。
まって、斜度14%とか聞いてない!!


大山神社の脇の激坂を登ってロードごと大山神社の境内に入ります。
自転車の安全祈願をしてくれる神社で、小さい鳥居をロードと一緒にくぐってお参りします。


参拝客が他にいなかったので、巫女さんと談笑。午前中は雨がぱらついたけど20人くらい自転車の参拝客が来たそうです。

大山神社を後にして、先ほどの撮影スポットまで戻り、橋を渡ります。


 

橋の下に自転車道があるのは向島と因島をつなぐ橋だけで、それ以外は車道と併設されています。
生口島に上陸。ここではジェラート屋と、しまなみに来る直前に知ったある店に寄ります。
この辺りまで来ると、今治方面から何人かのサイクリストとすれ違います。

手作りジェラート ドルチェに到着。

この日は結構暑かったので結構な数のサイクリストと地元民が訪れています。
ジェラートはいちごとレモン、アイスどら焼きは伯方の塩をチョイス。


瀬戸内海を眺めながらのジェラートとか・・・なんて贅沢な(うと


ドルチェを後にし、暫く走りブルーラインから外れ住宅街方面に少し行くとカフェviaに到着。



 

カフェviaは荒川CRを走る自転車乗りにはお馴染みの古民家カフェのあのvia。そのしまなみ海道店で、1週間前にオープンしたそうです。
たまたまネットで見つけて急遽ルートに組み込みました。

さ~く「このお店って荒川のカフェviaと関係あるんですよね?」
店長「はい、荒川の方には行かれたことあるんですか?」
さ~く「ええ、自宅が荒川CRの近くで、オープン当初から利用させて頂いています」
店長「え?じゃぁ今朝こちらに?」

といったやり取りをしつつ、遅めの昼食を頂きます。


荒川CRのviaのメニューに初期の頃から瀬戸内レモネードってメニューがあって、何でだろ?って疑問でした。
話を聞くと、この近所の農園のレモンを荒川の店に送っているそうです。瀬戸内出身なのかな?
長めに休憩をとり、カフェviaを後にします。

徐々に日が傾き始めました。


生口島から大三島に渡る橋に向かう途中、こんな石碑が。ほうほう国産レモン発祥の地とな?


viaのマスターが出際に「もう収穫しちゃったけど、レモンが生ってて凄かった」って言ってたのこれか。地図見るとレモン谷って書いてある。
橋を渡り大三島に上陸。

サイクリストの聖地の石碑でパチリ。これでしまなみ海道ライドの9割が終了です(ぇ~



今日の宿はこの先の伯方島で取っているので先を急ぎます。
大三島を走る距離はほんの僅か。すぐに伯方島に渡る橋が見えてきます。
途中ブルーラインを見落とし斜度10%の坂を登らされましたが、何とか伯方島に上陸。


伯方島は小さい島で、今治に向かうブルーラインとは別に、島を周回するブルーラインが引かれています。

時間があれば周回したいな。

17:00と予定通りに旅館に到着。旅館の方の御好意でロビーにロードをそのまま置かせて貰えました。
翌日早めに出発する可能性もあるので、先に支払いを済ませます。
素泊まりプランなので、少し休んだら外に食事に出かけます・・・小さい島なだけあって食べれるところ全然ないなぁw
ロードで10分くらい走ると道の駅あったからそこまで戻って食事するか?
地図アプリを頼りにうろつくと、食事できそうな場所発見。


刺身定食を注文、やっと瀬戸内らしい食事にありつけます。刺身美味しい(もぐもぐ
食事を終え外に出ると雨!道の駅行かなくてよかったw
小降りの内に旅館にダッシュ。途中スーパーで明日の朝食と酒でも買って帰ろうと思ってたら19:00前なのに店閉まってる!!

旅館に着いたら雨が勢いを増してきましたが、明日晴れるよね?
地方のテレビを流しながら、明日の予定を確認・・・少し早めに旅館出るか・・・12:02の特急に乗るから、1時間前には今治駅に・・・お昼はどうするか・・・
日付が変わる頃には雨も止み、そろそろ寝ますか(すやぁ


ZZzzz・・・んがっ

ふと、目を覚まします。時間は3:00?あと4時間は寝かせてよ(むにゃむにゃ

ゴーーーーーー

さ~く「ゴーーーーーー?」

カラカラカラ(旅館の窓を開ける)

さ~く「・・・」

カラカラカラ(そっと閉じる)

え?台風??


つづく