あの道を通るたびに
私を思い出せばいいと思う
私は少なくても思い出すよ
あのBGMも
囁かれた言葉も
力強い腕も
あのこは恨みたくないから
自分も恨みたくないけど
そしたら恨むのは貴方しかいない
いちばん恨めないのに
もう一度一緒に夜景を見たい
もう一度一緒にドライブしたい
もう一度
もう一度貴方の顔に触れたい
あの道を通るたびに
私を思い出せばいいと思う
私は少なくても思い出すよ
あのBGMも
囁かれた言葉も
力強い腕も
あのこは恨みたくないから
自分も恨みたくないけど
そしたら恨むのは貴方しかいない
いちばん恨めないのに
もう一度一緒に夜景を見たい
もう一度一緒にドライブしたい
もう一度
もう一度貴方の顔に触れたい
二週間ぶりに会ったあなたは
ちょっと口癖が変わってた。
でも出てくる言葉たちは変わらなくて
優しさも変わらない。
私はあなたをスキだって再確認して
それを伝える。
抑えきれない思いを伝えずにはいられなくなったのは
前の彼氏と付き合ってからだ。
それくらい情熱的な人だった。
車の中でたまたま近くに来た手を
おそるおそるにぎりしめる。
手はあたたかくて
私のことを絶対に拒否しない。
イヤだったらちゃんと拒否しないとだめだよって
私は防波堤を必死で作ろうとしたけど
私を一度も見ずにイヤだったらね、と二回繰り返した貴方に
私は手を握り返すことしかできなかった夜 中の二時。
抱き合って迎えた朝の五時。
もう少しだけ、期待していい?
二週間で思い知らされたのは、
ずっとずっと隣にいたいってことと
自分はほんとにMだってこと。
*****
何がいさぎよくて何がかっこいいのかなんてわからない。
泣いたらいかないでくれるのかと思ったけど
あのこと同じ手は絶対使いたくないと思った私は
ただの意地っ張りなのかもしれない。
ただただ、ずっと隣にいたかった。
私が求めることはすごくシンプルだよ。
「迷ってる。時間がほしい。」
別れて
1ヶ月も時間を置いたら
私のところに戻ってこないなんてわかってる。
二日前から別れ話を覚悟していたように
そんな分かりきってることをオブラートにつつまないで。
こんな思いをするなら
付き合わなければよかった。
いつまでも甘酸っぱい想いをしていたかった。
それでも
最後の最後まで
私の身体をいじめぬいて
最後の最後までキスは激しくて
車の中で一方的に責められて気持ちよくなる私は、
貴方のせいで、自分の本性に気付いてしまった。
もう私を満たせるのは貴方しかいないのに。
どうしてくれるの??
2ヶ月前に失恋を報告した親友に
気になっている人がいるのと告げる私。
言葉に出した途端、
形のなかった想いは、どんどん変形していって
少しでも長く 一緒の空間にいたくなる。
夜の9時に六本木に行ったら
帰れなくなることくらい計算してたよ。
一度も時計見なかったよ。
でも、こんなにうまくいくものなんだね。
まんきつのペアシートなら慣れていたから
それでも狭い空間に二人でいれば充分だったの。
それが、シティホテルになって、カプセルホテルになった。
それがラブホテルになっても
私はそこで何かがあるって思えなかったもの。
先にシャワーを浴びて
先にベッドに入って
私は背を向けることもできず
貴方のほうを向くこともできず
ただただ仰向けに寝ていたの。
その時点だって、ありえないと思ってたよ。
足が冷えたと言って
私の足の間に挟んできて
そのあまりの気持ちの良さに
理性が飛ぶ。
後ろから抱きしめられて
何度も何度も手を握り直して
高鳴る心臓を鎮めて寝ようとした。
無理やり向きを変えられて
顔を上げられて
唇が重なった。
キスの時のたばこの匂い
耳のそばでささやく低い声
想像以上に強い腕の力
私の身体を何度もいじめる指と舌。
好きになってもいいんだと安堵した。
これから付き合うのと聞いて付き合おうと言われた。
でも、毎日抱きしめられて
毎日メールしないと
なんだか不安なの。
誰か、彼の気持ちを私に教えてください。
ふだんはつけないマスカラをつけて
ふだんはおろしっぱなしのボブの髪をむりやりあげて
男友達に会いに行った。
遅刻したのは
気合いが入っていたせいだから
許してね。
結局、新しく始まりそうな恋の相談をしてごめんね。
お気に入りの場所に連れていってもらう。
あなたは、
私の声が届 かないくらいはしゃぎ
物思いに耽る。
この夜景を
数ヶ月前に誰かと見ていたこの夜景を
どんな想いで見つめているの。
貴方の大好きな場所が
私の大好きな場所に変わる瞬間が
やっぱりたまらなくいとおしい。