プリンスアイスワールド東京公演を観た。久しぶりのアイスショーだった。
会場のスケートリンクは寒かったが、ショーには熱気があった。ブロードウエイのミュージカルを観るような華やかさがあり、正に夢の舞台だった。シンクロナイズドスケーティングの醍醐味を感じた。ミュージカル俳優の生歌に合わせたスケーティングは、本当に贅沢な風景だった。
ゲストスケーターも超一流だった。宇野昌磨選手は世界王者の貫禄で、なめらかで美しいスケーティングの中に、切れのあるジャンプを決めていた。久しぶりに高橋大輔選手のソロのスケーティングを観て、カッコよさとオーラを感じた。カナ・ダイとしてのアイスダンスも、個性的で目立つ衣装で息がぴったりの軽やかなステップだった。本田真凜選手は、愛らしくて伸びやかなスケーティングで、笑顔が素敵だった。荒川静香選手のキャッツの衣装と音楽でのスケーティングを観たのは2度目だが、大人の女性の魅力を醸し出していて、ゴールドメダリストの風格だった。織田信成選手の奇抜な衣装でのスケーティングは個性的で楽しかったし、ジャンプは相変わらず迫力があった。他のゲストスケーターの方々も、皆さん熱演で感動的だった。
夢のような世界に酔いしれ、明日への活力をいただいた。