公民館の「お楽しみ会」 | つましくても、ささやかな幸せ

つましくても、ささやかな幸せ

地位もお金も能力も無くても得られる、日々のささやかな幸せを記します。
内容は、映画・演劇・美術鑑賞&読書感想文&旅行記&趣味の手品&日々の出来事などです。

 

 初めてボランティアで手品を演じた。サークルの仲間3人と共に、公民館で開催された障害のある方々の「お楽しみ会」に出演した。午前・午後の2回公演で、しかもオープニングとトリに抜擢されてしまい、プレッシャーだった。
 オープニングは、新作の「かわいいバードアクト」を演じた。これは、憧れのバードマジシャンのチェリーさんの情熱大陸の「バードアクト」を土台にして考えた、本物でない「鳩出し」だ。同じ情熱大陸2007のBGMで、「チェリーさんが手袋から鳩を出している時は、私はシルクto鳩をやろう」「チェリーさんがシルクから鳩を出している時は、私はシルクセレナーデからひよこを出そう」「チェリーさんが消える鳥籠をやっている時は、私は消える鳥籠とトレイをやろう」という感じで、自分のできそうな手品に置き換えて演技構成を考えた。チェリーさんとは月とスッポンの稚拙な内容になってしまったが、お客様には大好評だった。スポンジの鳩や紙のひよこでも喜んでくださったので嬉しかった。
 ラストは、市民文化祭でやった「スマイル・ルーティン」を演じた。ノーミスで演じることができ、こちらも温かい拍手をいただいたので嬉しかった。
 他のサークル員3人も、楽しい手品と司会で、場の雰囲気を盛り上げてくれた。 
 公民館の担当の方からは、「出演者の皆様の表情が常ににこやかで、こちらも自然と笑顔になり、幸せな気分になりました。演技も素晴らしく、難しい技をさらっとやっていらっしゃって、感動の連続でした。」という嬉しいメールをいただいた。
 初めてのボランティアの手品は、感動的で貴重な経験だった。これからも、機会があったら無理のない程度に、ボランティアにも参加していきたい。