手品家博多店 | つましくても、ささやかな幸せ

つましくても、ささやかな幸せ

地位もお金も能力も無くても得られる、日々のささやかな幸せを記します。
内容は、映画・演劇・美術鑑賞&読書感想文&旅行記&趣味の手品&日々の出来事などです。

 

 福岡旅行1日目の夜、マジックバー「手品家博多店」を訪れた。オーナーは、私の憧れの推しマジシャンで、心から尊敬するチェリーさんだ。
 チェリーさんは、「遠い遠い憧れのマジシャン」だった。そのチェリーさんが私の目の前で直接お話をしてくださった時は、憧れの芸能人が目の前に現れたような、不思議で幸せな気持ちになった。
 チェリーさんのテーブルマジックは、不思議なことの連続で感動した。クレジットカードが宙に浮いてくるくる回ったり、トランプやコインがさまざまに変化したり、名前を書いたトランプがいつの間にかペットボトルのお茶に入っていたり、まるで魔法を見るようだった。私は今までプロマジシャンのテーブルマジックを体験したことが無かったので、テーブルマジックも大好きになった。チェリーさんはステージマジックは無言で演じていらっしゃるが、テーブルマジックでは饒舌になり、おしゃべりも上手だった。新しいチェリーさんの魅力を感じ取ることができ、ますますファンになり、マジシャンとしてますます尊敬した。
 ショータイムでは、私の大好きな情熱大陸のバードアクトの他、オウムがスケッチブックの中から登場するマジックもやってくださり、チェリ-さんのバードマジックを十分堪能することができ、嬉しかった。他のマジシャンの方も、浮遊や変面などレベルの高いさまざまなステージマジックを披露してくださった。ラストのイリュージョンも圧巻の迫力だった。大ホールでやっても遜色のないようなレベルの高いマジックショーだった。
 手品家博多店は、レベルの高いテーブルマジックとステージマジックが両方楽しめる、日本一のマジックバーだと思った。手品家博多店を訪れて、ますます手品が好きになった。