こんにちは
昨晩は見事な満月でしたね
私はスピリチュアル系ではありませんが、秋の心地よさに軽やかさを感じる今朝を迎えました
さて、皆さま「脳内の両親との関係性」は、いかがですか?
「脳内」というのは、ご自分の記憶の中にある両親、ご自分が解釈している両親の姿です
私は無宗教ですが、観音菩薩は観自在菩薩の略称です。1つの物事を様々な観点から見る事が出来るのが観自在菩薩です
例えば、ハンガーを「洋服を干すモノ」と見ることも「洋服を飾るモノ」と見ることも「花や草をあしらってどこかに引っ掛けてオブジェとして鑑賞するモノ」と見ることも「細い隙間に入り込んで手が届きにくいモノを取り出すのに使うモノ」と見ることも出来ます
あなたが解釈しているご両親は、あなたの世界で作り出したご両親です(ですから、一つの考えに凝り固まっている内は、周囲の方々も、あなたのご両親をあなたと全く同じように評価します。その一つの考えに凝り固まっていると不都合が起きて来るので、「もう卒業しなさい!視野を広げて視点を変えなさい」という段階に来ると、あなたと違う事を言い出す人々が目の前に現れます)
それは、両親が亡くなっていても同じ事です
脳内の親というのは、主に幼い頃の自分が解釈した「両親の姿」のままである事が多いからです
分かりやすい例え話です
サーカスの象は、小さい頃から鎖で繋がれていました
小さな象は、逃げるために何度も何度も鎖を引き抜こうとしましたが、小さな身体では鎖が抜けませんでした
何度も何度も何度も何度も挑戦して、「この鎖は抜けない」と知り続けた象は、やがて逃げるのを諦めました
やがて身体が大きくなって、鎖を容易く抜く能力を得ても、
「どうせ自分にはこの鎖は抜けない」と強く思い込んでいるため、
逃げようとしません
その様に、脳内の親との関係性は、幼い自分の解釈のままで、頑なになっている場合が多いモノです、無意識の奥底の話です
この小さな象の姿は、多くの大人の以前の姿と言えます
幼い頃に
●なんで出来ないんだ
●早くしなさい
●いつも言ってるのにいつになったらやるの
などと両親に否定され続けた大人たちです
もちろん、ご両親に悪気はなくても、受け取り手の幼い子供の心に、自己否定となって入り込んでしまう事があるのです
人生が上手くいっていない多くの方々(HSP、アダルトチルドレン、癌、難病、不定愁訴)の多くは、
心のどこかで、誰かの何かを許していません、それは突き詰めると「両親」である事が殆どです
幼少期に、親を始めとした他者から「された事」や「言われた事」などに、幼い頭で意味づけをしていらっしゃいます
その意味づけがネガティヴだった場合、時間を経るごとに歳を取るごとに、意味づけた言葉が独り歩きして飛躍して、大人になった頃には
●私は出来ない人なんだ
●私は愛されない人なんだ
●私はダメな人なんだ
●人生は上手くいかないんだ
●私は役に立たない人なんだ
などと言った「役に立たないセルフイメージ」に化けています
そして、「思考は現実化する」の通り、その望んでいない「セルフイメージ」の通りの人生を送っておられます
現実的な行動や努力も大事ですが、同じだけの行動や努力をしていても、「セルフイメージ」が「ネガティヴ」なままだったら、望む結果を得るのは非常に難しくなって来ます
何か望みがあるのでしたら、「脳内の両親との関係性」を見直す事は、最前の近道とも言えます
そして、その先に待っている世界は、あなたが想像もできなかった奇跡に溢れているのです
あの、最後に忠告ですが、例え、虐待をされていたとしても、
「両親のせいで!」と思わないで下さいね
誰かのせいにし出すと、あなたは人生の被害者となってしまい、
自分の人生を生きられなくなってしまいますからね
どんなに辛い事があっても、人(社会)のせいにしている内は、幸せになんてなれないのです
その辛い出来事は、あなたを苦しめるために起きたわけではない、その事に気がついて行くことが
とても大切で、奇跡の星を体験できる鍵なのです