児童館に行くと、ママたちは安心するのか、自分の赤ちゃんに関する心配事をたくさん話すように感じます。

「うちの子は〜出来なくて、、」
「うちの子は〜出来なくて、、」

こんな会話が飛び交うこともあります。

もし、ママさんたちが、
「うちの子、この間、歯がうっすら生えて来たんですよ」
「うちの子、この間、出せる音が1つ増えたんですよ」
「うちの子、あれは嫌いで食べないけど、これが好きでよく食べるのよ」

という、小さな成長・出来ている面に着眼して話していたら、

赤ちゃんは、気持ちよくて、安心して、嬉しくて、ますます発育が促されるのでしょう。

人間誰しも、今自分が出来ないことを「出来ない出来ない」と言われるのは、深層心理で心苦しいものです。

潜在意識に「私は出来ない子」と埋め込むことになりかねません。


ママさんの心配・不安は、漠然とした得体の知れないものなのでしょう。

(得体の知れないモノに力を与えることは、自分の人生において自分自身から力を奪っていることになります)

それはママの愛情だけれど、赤ちゃんには心地いい愛情でしょうか。

親は誰しも自分の子供が心配かも知れません。

でも、私たち大人が親に心配されたとき、心の底から心地いいと感じるでしょうか?

「心配しないで!大丈夫だから!」という気持ちが出て来ることもあるかも知れません。

それは、「自分自身を信じて欲しい」という誰もが持っている欲求の現れです。


子供を信じて待ってあげて下さい。

子供に「大丈夫だよ」と言ってあげて下さい。

それだけで、子供はスクスク育ちます。



不安だらけのお母さん
心配だらけのお母さん

私、かなり、役に立ちますよ(笑)



お母さんたち、毎日が精一杯で自分のやっていることを認識できていないこともあるようです

「うちの子、まだハイハイできなくて〜」

と言っていた、とあるお母さん。

しかし、赤ちゃんを見るとお座りから四つん這いになろうと動いています。

目の前にいるお友達に興味があるようです。
そちらに行きたいようで、態勢を変える努力をしています。

それを見て、お母さんは気が付いたようです。
赤ちゃんに声をかけました。
「向こうに行く?どうする?」と。
赤ちゃんは同じく前に進もうとしていますが、すぐには進めません。大人から見たら、変化がない・停滞しているように見えたのでしょうか。

その後すぐに、お母さんが抱っこしてしまいました。赤ちゃんが泣いていたわけではないのに、なぜか抱っこして座らせてしまいました。

お母さん、もしも抱っこしないで、赤ちゃんを待ってあげていたら、ハイハイへ繋がる動きが出たかも知れませんね。

う〜む、残念!と思いました。

でも、お母さんは無意識だったようです、悪気はないのでしょう。きっと、潜在意識では赤ちゃんが可愛くて思わず抱っこしちゃったのかも知れません(笑)



また、ママの中に自分や他人を責める気持ち・未完了な体験があると、赤ちゃんは不機嫌になったり、身体の発育を遅らせたり、病気(先天性も後天性も)を患うことで、「ママ気付いて」と言っているかも知れません。