旦那さんにイライラする女性は多いのかも知れない
こうして欲しい、ああして欲しい
なんでやらないの、気付かないの
「男はだらしない」
私たちは相手に求めているとき
相手にイライラしているとき
実は「相手」に焦点を当てていないのかも知れない
ただ、自分の中の「自分ルール(こうするべき・こうすべきではない)」に縛られているのかも知れない
今を生きるというのは、目の前の相手のみに焦点を当てて生きること
「子供にはこのように接したい」という母親の立場としての思いを、旦那さんにも求めてしまうことがあるかも知れない
子供の母親という役割のまま旦那の前に立つと、それは、旦那の妻という立場である「今」を放棄している状態とも言える
さらに言うなれば、「妻」という役割すら捨てて、目の前の人に焦点を当てることの方がよっぽど有意義かも知れない
すると、自分の中に目の前の人の状態を「慮る」思慮が生まれる
「男はだらしない」
私は昨日、自分の旦那にこの定義を使って、先程のことを試してみた
とてつもなく単純な答えが出た
「旦那にとって家はOFFになるところ」
「一日中家にいる主婦にとって家はONになるところ」
私は、このONとOFFを、同じ家の中にいるという条件下でも自分の都合に合わせて使い分けている
自分の都合で、ONになったり、OFFになったり
旦那が帰って来るとONになるようで、活動的になる
そのONになった活動状態が、「OFFの旦那を全面的に支持」する目的を持ったならば、問題は出ないのだろう
私たち夫婦は男女平等を謳った時代に産まれて、家事も育児も折半であるべき、と考えている私である
それは良いのだが、問題は私の自己中心的な態度にあったようだ
私がONになったんだから、旦那もONになれよ、と無茶苦茶を言っていたようだ
その証拠に、私が疲れてOFFになったときには、OFFの旦那を見て、イライラしないのだ、「2人とも疲れちゃったね」と思うのだ
何という自己中っぷり(笑)
旦那からしたら、職場でも家でも「今すぐONになれ!」と命令されたなら敵わない、休むこともままならない
家で家事育児をする主婦だって、実は夕方にもなると結構疲れて電池切れになっていたりもする、実は私もOFFになりたいのだ
私だってOFFになりたいけど自分にONを強要したから、OFFでいる旦那を「だらしない」なんて言って、八つ当たりしているのかも知れない
「家はゆったりするところ」
私も旦那も、一緒にOFFになれる空間を作ることを考えてみたい