2月12日 №360
これはエサウ、すなわちエドムの歴史である。
創世記36章1節
エサウは父と共に生活をせず、死海の南方エドムで暮らしていました。「創世記」の元来の意は「系図の書」です。ここにエサウの系図が記されますが、「エサウ、すなわちエドムの歴史(系図)」と言い直していることから、神のメッセージが伝わってきます。
弟ヤコブはイスラエル(神の王子)と呼ばれ、兄エサウはエドム(赤いもの)と呼ばれるようになりました。これはエサウが長子の権利と引き替えに欲しがった赤い煮物に由来します(25章30節)。
さらに、エサウの名の由来は、彼の誕生の時、肌が赤く毛深かったからでした。すると、「ヤコブがイスラエル」とは、彼の人生が神に向かったことを示します。一方、「エサウがエドム」とは、生まれた時の姿(罪人)に戻ったことを示します。
名前は人格(存在)の表現です。人は、親の命名を超えイスラエルになる存在です。産まれたままの存在に下がってはなりません。人類は、最初のアダムによって罪に下がりましたが、新しいアダム(イエス)によって義(イスラエル)とされ、天国まで引き上げられる存在です(Ⅰコリ15章21~22節参照)。