9月3日 №563

「あなたがたの家畜をよこしなさい。銀が尽きたのなら、家畜と引き替えに与えよう。」

創世記47章16節

 力と富と栄光と知恵に満ちたお方は、それらを用いて1人ひとりの魂を自分に明け渡させようとします。ヨセフは、食料と引き換えにお金、次に家畜を求めます。家畜は、生産手段と食糧でもあり、さらに大切な財産です。

 人にとって大事なものは、周囲の物(お金・財産・地位)よりも身近な人、身近な人よりも自分(存在)です。ヨブが財産、家族、健康を失ったとき、「皮の代わりには皮…。人は自分のいのちの代わりには、全ての持ち物を与える」(ヨブ2章4節)と言いました。

 それは、ヨブが奪われ失ったものは、彼の本当の財産ではありませんでした。彼の本当の財産(いのち)は、「私の信仰=自分の行いで作る信仰」になっていました。ついに神は、「自分を義とするために私を罪に定めるのか」(同40章8節)とヨブの罪を指摘し、悔い改めに導き、後に「二倍の祝福」を与えました。

 エジプト人は、自分の財産を失う量だけ、ヨセフから食糧を受け取りました。

 友よ。私たちも自分の命を失う分だけ、ヨセフ(主イエス)の食物を得て生きることができます。そして、人を本当に祝福するのは、自分で作ったものでなく、主イエスから受け取る「二倍の祝福」と言われる霊のものです。