6月23日 №491
「『私の主人が、これで 飲み…。あなたがたのしたことは悪らつだ』と言うのだ。」
創世記44章5節
「悪らつだ」とまで言わせたヨセフです。彼が今まで兄たちにした親切は建前で、本音は憎しみだったのか。いいえ、彼は正しい家族をつくるためにこの行動を起こしています。
人間関係で難しいのは親子、夫婦、兄弟です。近いほど、相手を思い通り動かし、自分の幸福をつくるための「偶像」に仕立てようとします。それが、家族で互いの遠慮がなくなる時、さらに難しくなります。
ヨセフは肉親の家族でなく、神の家族を造ろうとしています。母たちが憎しみ争う姿から、自分たち異母兄弟たちも骨肉の争いをしてきた結末を体験しました。それを根本から変えるのは、肉による家族から霊の家族になる以外ありません。
友よ。聖書で一番厳しい言葉、「…自分の父、母、妻、子、兄弟、姉妹、そのうえ自分のいのちまでも憎まない者は…弟子となれない」(ルカ14章26節)の真意を知ってください。
「憎む」とは、「家族を神以上に自分の救いにすることを『憎む』」ことで、「神をだれよりも愛する」ことのメッセージです。家族が、血のつながりを超え、神の霊によってつながる神の家族となれるように祈りましょう。