6月6日 №474

「全能の神がその方に、あなたがたをあわれませてくださるように…。私も、失うときには、失うのだ。」

創世記43章14節

 ヤコブは、やっと兄たちと末の子をエジプトにやる決心がつきました。シメオンの命が係わっていることなので、時間を延ばすことはできません。これもまた神の恵みでした。

 彼が決心出来た第一の理由は、「全能の神」と言えたことです。次は、「失うときには失うのだ」の言葉です。これは自暴自棄ではなく、全能の神に「失うことすら委ねる」との決意です。
ヤコブは、自分でも他者でもなく、全能の神に全てを委ねる、「神への決断」をしました。人がなにか決断するとき、「だれに」決断するからは重要です。

 たとえば、家族の事情で転職を決断し、後に問題が起こると、「お前たちのためだったのに」と家族に顔を向けます。その決断が神への決断であれば、「主よ」と神に顔が向きます。

 ヤコブの顔は、子供でもエジプトでも自分自身でもなく、神に向けられました。人は顔を向けた方向に進みますから、その先の結果は違ってきます。

 友よ。「全能の神」に「失うこと」すら委ねてください。神は、委ねられた「あなた」を決して粗末になど扱いません。