6月1日 №469
「あの子を私と一緒にやらせてください。…そうすれば、あなたも私たちも…生きながらえて死なないでしょう。」
創世記43章8節
ここでユダが進み出て父に進言し、父の心が傾き始めます。その前に、長兄ルベンがユダ以上に固い決意で進言したことがありましたが、長兄の言うことは聞き入れませんでした。二人の違いはなんでしょうか。
ルベンはかつて、父のそばめと寝て(35章22節)、父の寝床を汚したことがありました。これは父が子から受ける最大の侮辱でした。
一方のユダは、ヨセフ事件のことで父の側にいるのがつらくなり、異邦人の所に出て行き、多くの苦難を味わって、再び帰ってきた人でした(38章参照)。ルベンは自分で悔いてはいますが、ユダは神によって罪を暴かれ、神の前に悔い改めをした人でした。
見える世界は、見えない霊の世界から動き始めます(ヘブル11章3節参照)。見えない霊の世界の支配者は神です。ですから、霊の世界で通じるのは、神に取り扱われて「霊の人」となった者の祈りとことばです。
友よ。「霊の人」とは、神の前で悔い改めた人です。ユダは神に悔い改め、霊の世界で通じることばをもっていたので、父(神)を説得できました。