2月7日 №355

「あなたの名は、もう、ヤコブと呼んではならない。…名はイスラエルでなければならない」。…彼は自分の名をイスラエルと呼んだ。

創世記35章10節
  
 幼子が自分の名前を、「…ちゃん・くん」と呼ぶ姿は愛くるしいものです。しかし、老人がある日突然、自分を、「神の王子」と言いだしたら?周りの人々は変人と思うでしょうし、相手にもしなくなるでしょう。

 ヤコブは自分の名を「イスラエル」と呼ぶようになりました。彼は気が触れ、あるいは高慢になったのでしょうか。いいえ、彼は神につくられ罪を赦された神の子である、「名(存在)」と、神が望まれる「使命」を本当に知り自覚したのです。

 多くの人々は、自分の名(存在)を知らないため、価値や生きがいを見いだせません。自分を尊い存在だと思える者は、自分を大切にし、他者も愛することができます。

 「神の王子」である友よ。どうぞ自分を「イスラエル(神の王子)」と呼んでください。それは、思いあがりでなく、神が「あなたはイスラエルでなければならない」と命じたからです。名をつけるのは親です。人間の親の命名には限界がありますが、父なる神の命名は神がご自分で誓われた絶対のものです。