10月4日 №229

サラの一生、サラが生きた年数は百二十七年であった。    

創世記23章1節

 サラの生涯が閉じられました。ヘブル人への手紙では、サラのことを「信仰によって、サラも、すでにその年を過ぎた身であるのに、子を宿す力を与えられました」(11章11節)と、信仰深い妻であったと記しています。

 彼女の生涯を振り返えると、「信仰の母」と言われることには首をかしげます。それは、夫に女奴隷ハガルを勧め、子ができると妬んで辛く当たり、あげくの果てに親子を追放した女です。

 彼女は、嫉妬深く陰で夫を操ろうとしたずるい普通の女に見えますが?サラが、「国々の母(サラ)」の称号を得たのは、信仰深さからではなく、恵みによってです。「恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。それは、自分自身から出たことではなく、神の賜物です」(エペ2章8節)。

 友よ。私たちが受けた「イスラエル(神の王子)」の称号も、自分の信仰深さからでなく恵みによります。サラと自分を比べると、サラに勝るとも劣らない父の「悪い子」とキリストの「悪妻」です。しかし神は、「私の目には、あなたは高価で尊い」(イザ43章4節)とサラに劣らない評価をして下さいました。