9月12日 №207

サラは、エジプトの女ハガルがアブラハムに産んだ子が、自分の子イサクをからかっているのを見た。

創世記21章9節

母が違っても、イシュマエルとイサクは兄弟ですから遊ぶのは当然です。しかし、サラはハガルへの憎しみから、彼女の子イシュマエルの一挙一動が気に入りません。
 
 人の深い喜びと悲しみは愛の領域にあります。妻には、自分の夫にもう一人の妻がいることほど深い悲しみはありません。しかし、人間同士の愛憎を超え、霊的領域における摩擦はより深い不調和を生み出します。イシュマエルとイサクの異母兄弟は、一人の中に混在します。肉の親から生まれ神を知らずに成長した兄的存在のイシュマエル。後に神の霊により生まれた後継ぎの弟的イサク。両者の関係は、早く生まれた兄(肉)が弟(霊)をいじめるように、両者に一致はありません。

 パウロは自分の中の霊の戦い…肉と霊の主権争い…を経験し、肉に支配される呻きを、「私は本当にみじめな人間です」(ロマ7章13~)と記しました。しかし、「キリスト・イエスにある、いのちの御霊の原理が、罪と死の原理から、あなたを解放した」(同8章)と言いました。だから、恐れないでください。