6月25日 №125

それで、ロトはそのヨルダンの低地全体を選び取り、その後、東のほうに移動した。

創世記13章11節

 アブラムと別れ、山岳地帯から低地へ向かうロトの足取りはなんと軽く速かったことでしょう。箴言の言葉、「彼らの足は悪に走り、血を流すことに速いからだ」(箴言1章16節・口語)を思い出します。

 ヘブル語の「富」には、「重い」という意味も含まれていると聞きました。富は、その人より軽くないと持ち運べません。富が人より重くなると、人を支配し、奴隷にし、富が人を持ち運びます。人が富を用いるものであって、富に人が用いられてはなりません。ロトの財産は、彼より重くなりました。重い富は、自然界の法則によってロトを低地(世)へ転がし、祭壇の場から引きずり下ろしました。

 ロトは「自分で財産」を持ち、アブラムは「神に自分」を持っていただきました。なぜなら、彼はエジプトでの経験から、二度と神から離れまいと決意したからです。

 友よ。神はあなたに富を与えてくださいますが、あなたは神のものです。「神のものは神に返しなさい」(マルコ12章17節)。神より重いものを持ってはなりません。神こそあなたの宝です。あなたの宝が神なら、神があなたを持ち運びます。