6月20日 №120

パロはアブラムに…「あなたは私に何ということをしたのか。「なぜ彼女があなたの妻であることを、告げなかったのか。」

創世記12章18節

 神はアブラムを選びました。「選民イスラエル」がここから始まります。選民とは、「証人」の意です。ユダヤ民族は、ヤーヴェが真の神である証人として選ばれました。選びは、彼らが優れているからではありません。「もし恵みによるのであれば、もはや行いによるのではありません」(ロマ11章6節)。

 ここでアブラムは偽りを語り、パロの方が真実を語り、しかもアブラムの不信実を寛容に取り扱いました。高慢と謙遜の違いは、真理の上に立つ(自分が真理)か、下に立つ(真理に支配)かの違いです。一般の人々の常識の中にも真理はあります。しかし、選民意識がこの感覚を麻痺させることもあります。

 真理は、「だれ・彼」に関係なく、基準は「神」です。故に、だれが言おうが「真理は真理」です。しかし、さらに深い真理があります。神によって、「私自身を真理にしていただく」真理です。それは、神に罪を赦され神の子になることです。

 友よ。パロはアブラムより正しいことを言いましたが、アブラムは神を信じ、罪を赦され義とされています。しかし、パロは神を信じず罪人に留まっています。