6月9日 №109

彼らはカナンの地に行くために…出かけた。しかし…ハランまで来て、そこに住みついた。

創世記11章31節
 
 ステパノは、アブラムがまだウルにいた時、「あなたの土地とあなたの親族を離れ、私があなたに示す地に行け」との御声を聞いたと言いました(使徒7章3節)。アブラムは、父も甥も連れてカナンに向かいました。それなのに、彼らはハランにとどまっています。

 彼らは、「土地」を離れましたが、「親族」からは離れられませんでした。理由として、ハランに着いた頃、家族間に意見の違いがあったか?父テラの高齢からくる健康問題?なども考えられます。彼らは、十数年ハランにとどまったようです。信仰と愛は一つですが、神に従うこと(信仰)が、肉親を捨てる(愛さない)ことに見えることがあります。「家、兄弟、姉妹、母、父、子、畑を捨てた者が迫害とともに永遠のいのちを受ける」(マルコ10章29節)、との御言葉にたじろぎます。

 友よ。御言葉に従うに恐れがあるなら、聖書に記された神の御業・御子の受肉・十字架・復活・ペンテコステ・弟子たちの記録…に目を移しましょう。これらは、弱い私たちのために用意された神の賜物です。弱さにとどまらず、神の恵みに足を踏み出してください。