5月23日 №92

ノアはぶどう酒を飲んで酔い、天幕の中で裸になっていた

創世記9章21節

 ノアは、神の御声を聞いてのち、箱舟完成までの長い年月、気を抜くこともなく黙々と箱舟造りに身を捧げてきました。ところが、ここで失態を演じています。舟を造る長年の大仕事、洪水の襲来、舟の中の1年間、解放…そして畑の豊作。気が抜けたのでしょうか。

 こんな寓話があります。
…鳥には最初は羽がありませんでした。ある時、神さまが鳥に、「これを身に着けてごらん」と言いました。しかし、鳥はそれが重そうなので拒みました。それ以後、この鳥は空中を飛べない鳥となって地を歩き回りました。その重荷とは「羽」でした…。

 ノアは、人々から愚か者と呼ばれつつも、主の重荷を負い続けました。その頃、彼は神の羽(重荷)をつけて世から離れて生活できました。しかし今、神よりも自分の生活を考えはじめました。途端に、彼の信仰の羽は落ちて世の人となり、酒(世のもの)で満たそう(酔う)としました。

 友よ。主の重荷は、あなたの肉(自己中心)を制する恵みです。時には、外側をもって、内側を守り養うこともあります。奉仕(重荷)もそのひとつです。