5月21日 №90

「わたしはあなた方と契約を立てる」

創世記9章11節

聖書は、神と人との契約書で、旧約聖書は古い契約、新約聖書は新しい契約のことです。契約書ですから、「契約」という言葉に聖書を解く鍵があります。契約には…

①双務の契約(商取引など、ギブ&テイク)②信頼関係の契約(結婚など)
③主従の契約?(主人と奴隷のように、一方の独断と権威が行使される)があります。
聖書は、神と人との信頼による②の契約と思いがちですが、じつは③の主従の契約です。

なぜならば、人は神との約束を守れませんし(①)、神を信頼し続けることもできません(②)。従って、①②では救われません。神の契約は、神が一方的に人に何か(救い・愛)を成就してしまう主従関係の契約です。神は、人の同意を待っていては(①と②には同意と行いが必要)人を救うことができません。

 ただし、世の為政者が権力で人々を支配するのとは違います。それは、親が子を守るために、子の同意がなくても一方的に行動するように、主イエスは一方的に、「神の御姿を捨て…仕える者になり…十字架の死までも従われた」(ピリピ2章6~8節)愛の独断者です。
 
友よ。だからこそ、私たちは救われました。


5月22日 №91

「わたしは雲の中に、わたしの虹を立てる。わたしと地との契約の…しるしとなる。」

創世記9章13節 

 虹の契約!なんとロマンチックなものでしょう。しかし、一見そのように見える虹の契約ですが、じつは神にとっては痛みと苦しみの涙が空中に飛び散ってできた虹です。

 虹は、天と地をつなぐ懸け橋です。この橋を通って天国へ行けそうな気がしませんか?この虹は、父の神と私たちを繋ぐ「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです」(ヨハネ14章6節)と言われたイエスを表わします。

 神は、人々が罪を犯しても、「わたしの契約を思い出すから、大水は、すべての肉なるものを滅ぼす大洪水とは決してならない」(15節)と約束されました。ただし、人が罪を犯しても黙って見過す、との約束ではありません。虹の契約とは、「主の十字架の契約」です。この契約は、「罪のないお方に、あなたの罪の代価を十字架で支払わせるから、もうあなたを裁かない」との約束です。

 友よ。ロマンチックな虹を、今一度、霊の目で見てください。この虹の色は七色でなくほとんど「赤(血)」であることに気づきませんか。そしてそれは、天の父が御子イエスを十字架につける悲しみに充血した目でもあります。