10月30日 ヨシュア記No177

…この地方は彼らに征服されていたが、イスラエルの人々の中には、まだ嗣業の土地の割り当てを受けていない部族が七つ残っていた。

ヨシュア記18章1~2節

 カナンに入った神の民は、すでに部族ごとにくじを引いて嗣業の地を得ていたと思いがちですが、実はまだ七つの部族がくじを引いていませんでした。それどころか、彼らはくじ引きを拒んでいたことが分かります。そうすると、十二部族の中に三つのグループがあったことが分かります。

 ①ルベン・ガド・半マナセ……神より先走って自分の土地を要求してヨルダン川の東側を得たが、やがて滅んで行った。
 ②ベニヤミン・シメオン・ゼブルン・イサカル・アシェル・ナフタリ・ダン……くじを引こうとしなかった。歴史的に見ると、その後これらの部族はユダとマナセの間に埋没してしまった。
 ③ユダ・ヨセフ(マナセ・エフライム)……神の指示に従ってくじを引いて嗣業の地を得た。それ以後、イスラエルの中で中心的役割を果たした。

 三つのグループの姿は、①は出エジプトを拒み滅びた民、②はヨルダン川を渡れず、荒れ野にとどまり続けて迷いから出られない民、③はヨルダン川を渡りカナンに定住できた民、とも言えます。

 友よ。あなたはどのグループにいますか。グループ②に多くの部族が属しているように、多くの神の子たちもそこにいます。神の恵みをどれだけ得られるかは、ヨルダン川を渡るか否かで大きく変わります。くじを引き、嗣業を得てください。