9月3日 ヨシュア記No120
指導者たちは続けた。「彼らを生かしておき、共同体全体のために柴刈りと水くみをさせよう。」彼らはこうして、指導者たちの告げたとおりになった。
ヨシュア記9章21節
ギブオン人を受け入れた原因は、「主の指示を求めなかった」(14節)ことにありました。原因と気づかず進む結果も分かりました。そこで、ヨシュアとイスラエルの指導者たちがとった対処は、
*彼らを生かしておいた……彼らには「嘘も方便」以上のもの、「あなたの神、主がその僕モーセに…」(24節)と、イスラエルの神を信じ恐れていると述べた事実があった。
*ギブオン人と神の民を分けた……彼らを受け入れるが、霊の中心部分には置かなかった。
*彼らに水汲みと薪割りの仕事を与えて管理した。
ヨシュアの判断は正しいものでした。普通、ギブオン人に対しては三つの行動があり得ます。
①間違いが分からず信じる……彼らの熱意を神の御心と信じ、取り返しのつかないことになる。
②間違いに気づいてもそのままにする……①よりは良いが、後に必ず問題は出てくる。
③問題を知って、それに正しく対処する。
迷う友よ。私たちはいつでも完璧な判断によって行動できるわけではありません。むしろ問題に悩まされてから気づくものです。だからこそ、聖書と御言葉から神の基準を教えられ続けねばなりません。ただただ、「私を正しい道に導いてください」(詩23・3参照)と、羊飼いである主に求め、御言葉を聞き続けましょう。