もし盗んだ物が、牛でも、ろばでも、羊でも、…それを二倍にして償わねばならない。
 
出エジプト記22章4節
 
牛や馬を盗み、それが生きたまま手元にあるなら、それを返せばよいと言う訳ではなく、2倍にして償えと言います。
 
聖書には、「恵み・律法」「信仰・行い」と言われるものがあります。一見、「恵みと信仰」は善で、「律法と行い」が悪と思いがちです。しかし、福音には全部が必要です。ただし、その方向を、律法によって恵みを得、行いによって信仰を完成する、となると間違います。正しい方向は、恵みによって律法、信仰によって行い、です。この両者は、互いが愛し合うために必要不可欠なもので、愛には「受けて…与える」「与えて…受け取る」関係が当然出てくるものです。主は贖いを無代価で与えてくださいましたが、それを感謝して受け取ったならば、次にそのお方を愛する(戒めを守り、服従して実行する)があってこそ、愛は豊かな命の交わりになります。
 
主は、私たちが父なる神に犯した罪を、百倍どころか、御自分の命で償われました。神は、私たちに2倍の感謝や謝礼を求めているのではなく、愛を求めているのです。友よ。愛なる神だから、あなたの愛を求めています。