3月23日 №357
彼らがベテルを旅立って…ラケルは産気づいて、ひどい陣痛で苦しんだ。
ヤコブは、やっとベテルに着いたのに、すぐそこを離れエフラテに旅立ちました。その途中、ラケルは激しい陣痛の中でベニヤミンを産み、それが原因で死にました。臨月の妻を抱え、なぜベテルを離れたのでしょう。
その理由は、20年間離れていた父に会い、共に暮らすことを願った、とも考えられます。人は、肉親への思いと神の御心の間で迷います。その時は、「隣人(家族)を愛する」より「神を愛する」ことが優先です(マタイ223740節参照)。さらに、隣人を愛することは、「父」より「妻」を愛することが優先です。ベテルにとどまり(神を愛し)、妻を愛し、次に父を愛するのであれば、妻ラケルが助かった可能性もありました。人生を振り返ると、「あの時、ああすれば…」と後悔します。
「罪の増すところに恵みも増す」を安易にとるのは危険ですが、しかし、罪人はこの御言葉にすがるほかありません。ある人曰く、「過去の事実は変えられない。しかし、意味は変えられる」と。意味を変えてくださるお方こそ主イエスです。心痛む友よ。あなたが悪い状況にいようとも、ここから神を愛する方向へ歩くのです。ここから、今から、でも遅すぎません(ロマ8章28節参照)。