警官からの質問に受け答えをしていると、倫子が帰ろうと校門を出たところを
すかさず
後ろから
「二度とつれてくんじゃねーアホが!!」
と怒鳴ったが、
シカト
大した女です。
その後、警官から子供の名前や生年月日等を聞かれ、答える。ゆずるのことも聞かれたけど、わたしには名前と生年月日くらいしか答えることはできなかった。あ、住んでるところぐらいは言えるか。
でも言わない。
来てくれた警官と話してる間に管轄の警察署から電話がきた。出ると、私の嫌いな生活安全課。
ゆずるは帰ったこと、警官が来てくれていること、110番した理由などを話すと、現地にいる警官は帰ってもらうので、後ほどまた電話します。とのこと。
現地の警官がいなくなる前に、真吾が学校へ到着。
真吾 「おまわりさん、すみません少し話せますか?」
警官 「あ、大丈夫ですよ。ここじゃ邪魔になってしまうので…」
真吾 「わたし、向こうに車停めさせてもらってるので、むこうへ行きましょう」
地元で愛されたお蕎麦屋さんのキョロちゃんに連絡して、停めさせてもらってるらしい。
そこの駐車場で私と真吾関係や今までの経緯などを話した。
来てくれた警官は私たちの家の近所でよく交通違反を取り締まっている人だった。
生活安全課の人より全然いい対応をしてもらった。
現時点で警察がゆずるにできることはないため、周りを見回ってから帰るとのことで、特徴を聞かれたが、パイナップルみたいなヘアスタイルにサングラスマスクなのですぐわかると思いますと言うと、警官苦笑。お礼を言い別れた。
その後は真吾も学校内へ。
次男の担任に2人で現状を話し、今後の子供の見守りをお願いし、ママ友たちのところへ行き今回の件や今後調停などで協力を得ることがあるかも知れないがよろしくお願いします、と言いながらあいさつ回り。
この間、末娘はビー子がずっと見ててくれた。
本当にありがたい。
おかげで末娘は何が起きたか、ちゃんと知らずに姉兄の運動会、友達との交流を楽しんでた。
午後の部はさすがにゆずるは来ないが、倫子はしれーっと来場。
何やら隅の方でコソコソ電話していたが、どうでもよい。
私は競技を見なければ!!!!
次男の学年の競技のとき、観覧エリアに居たがそこに倫子と一緒にいたのは周りのママからも評判の悪いオバサンママ。こいつ、午前も一緒にいたやつ。
このオバサンママ、この不倫騒動全部知ってるけど倫子とべったり。倫子も前はオバサンママの悪口散々言ってたけど、今は仲良くべったり2人で居られるんだから、女ってよくわからない。
私も女だけど。
すごくすごく疲れた1日となった。
こんな奴らほっとけばいいし、気にしなきゃいいけど…
そうも言ってられない。
だって
ムカツクもん。
全部終わったつもりでいるから、ちょっと意地悪しようかな。