ゆずるって度胸がないと思うんです。


 というのも、子供からこのような質問をされました。


 「パパはなんで友達がいないの?」


 って。


 ゆずるは、こう答えました。


 「パパの周りは悪いことをする人が多かったの。だから、君たちに紹介ができないと。」



 横で聞いてた私は


 ?



 でした。

 友達がいないことを正直に言えないのねって。
 
 基本亭主関白のゆずるは

 父の威厳を保つためには友達ができない理由を人のせいにするんです。

 




 今の家に越してくる前、ゆずるの地元に近い場所に居ました。

 子供の保育園時代に出会ったチャミは、ゆずるの地元の後輩でした。


 チャミは若い時、けっこうなヤンチャ娘だったみたいです。だいぶ有名なヤンチャ娘。


 なので、ゆずるの言ってる悪いことをする同級生や先輩はチャミの知り合い。


 

 
 チャミから見たゆずるは、


 「悪い言い方をすればイキりカス」


 度胸もない中途半端な奴だったと。


 これを聞くと、色々納得がいきます。


 友達として紹介できないのではなくて、友達ではないのです。


 たとえば、若気の至りで家出をしたり、犯罪をしてしまう子と仲良くなるにはリスクが高い


 と感じたなら、それはそれでいいと思います。
 
 しかし


 ある程度時が経って、バッタリ再会すると、

 「俺等マブだよな」


 みたいな接し方をするわけです。


 うーん、これは賛否あるかもしれないし、あくまで私の主観ですが



 当時は彼らがカッコよく見えたけど、単純に度胸がなくて踏み込めなかっただけなのかな?と。ただただ、同級生ってだけで、彼らと友達だって言えたらデカい気持ちになれるんだろうなってシンプルに感じた。


 度胸がないのは悪いことではないと思います。


 でも、彼らに対して憧れがあったり、羨ましかったのかなー?って。

 何年か一緒に暮らしてて、そういう人っていうのは感じてました。


 不良がかっこいいとか、かっこ悪いとか、そういう話しではなく、嬉しいときも悲しいときも、楽しい経験も苦い経験も全部ひっくるめて共有できるような友達が作れなかった。
 
 すべてをメリットデメリットで分け、不良になった同級生とは遠い存在であったくせに、大人になってデメリットに入れた同級生を仲が良かったかのように振る舞う姿は違和感しかないわけです。


 と、ここまでゆずるの度胸のない話をしましたが、度胸がないから自己破産もできず、家の売却もできないのかな、とふと思いました。


 度胸がないなら、不倫も借金もするなって話。


 これだから、なにをやるにも中途半端なんだよ。

 人生見つめ直して出直せ、あほ。



 度胸がないくせに、こんなことするから、シンプルに事が片付かないんです。


 家族を捨て、家族に対するプライドも捨てたのなら
 せめて人間らしく、ご自分の尻拭いをしたらいいのに。

 人生で一度あるかないかの大勝負を

 こんなことで使うんじゃないよ、まったく。

 
 真吾の知り合いに、偶然ゆずるの同級生がいました。

 私もゆずるといるときにその人とバッタリ会ったことがありました。

 その人に対するゆずるの態度は私から見て、偉そうに話してるなーって印象でした。



 真吾が、その人と会った時に今起きてることを話すと、彼は


 「あいつ、昔からそうゆうやつですよ。」
 
 って言われたって。



 悲しきかな、我が人生


 もう、恥ずかしさも通り越しました。