次男の習い事の当番だったある日のこと、ホームでの試合だったが当番は私1人だった。
次男所属の団体が主催の試合だっためトロフィーやメダルが必要でした。
そのあたりも代表である私が手配をしなければなりません。
コーチが会場設営をしてる時、必要なものを用意したり、駐車場誘導をしたり、温かいコーヒーの準備をしたりしてたのですが…
忘れ物をしました。
せっかく頼んだトロフィーやメダルを家に忘れました。
急いで家に取りに戻りました。
学校から我が家は急ぎ足で5分程度。
家までの直線に入ったところで
なーんか見覚えのある後ろ姿が。
まさかね
だんだん近づくと心臓はバクバクするし、手は震える、足は震える。
視力が低い私でも誰か認識できるレベルまで近づき確信した。
倫子だった。
少し離れたところに車が停まっていて、そこにゆずるの姿。
ちゃんと歩かなきゃ。
しっかり全身が拒否反応。
前を通り過ぎる時、倫子には見られたがゆずるは後ろを向いてたのでおそらくゆずるには見られていない。
なんとか家の中に入り考える。
なぜ?
なぜ、こんなに近くにいる?
送迎………?
私の家の近所の人となにやら話していた。
倫子の店の客か?
知り合いや友達ではないはず。
近所の人とはいえ、社交的な私ですら話したことのない人。ゆずるがまだ家にいる時に仲良くなったとは到底思えない。
となると、客だ。
いい度胸してるな、こいつら。
日曜、私が休みとわかってるだろうに、よくも近くをうろついてくれたな。
私、このご近所さんと仲良くなろうと決めた。
なめてもらっちゃ、困るのよ。
少し考えてから忘れたトロフィーなどを持って家を出た。
もう2人の姿はなかった。
その日はずっと気分が悪かった。
この件を知ってる次男の友達のママが後から来てくれて、さっきあったことを一通り話したら少し気が晴れた。
あぁ、どっか遠くに行ってくれないかなー…
こうしてまた1つ考えることが増えました。
ご近所さんと仲良くなろう作戦、開始です。