調停の続き



私 「不成立って…私はもうなにもできなくなるんですか⁉」

 

調停員♀ 「今回の調停が不成立になっても、期間を開けて再度することもできますよ。今はこのまま続けても時間が無駄になってしまうと思う。」

 

私  「再度申し立てるとなったらまたイチからですよね?また切手納めて申立書用意してやるんですよね?生活が大変だと言ってるのにそれをまた私がやるんですよね⁉!?」

 

調停員♀ 「不成立になったら再度調停申立できますが、離婚裁判もできますので大変だとは思いますが、いまむやみに調停を続けるよりは一旦終わらせて、改めて進めたほうがまたお互い考えも変わって、良い方向に進むかもしれません。」

 

私   「ゆずるが全てノーと言うなら、何を言ってもだめですね。わかりました。不成立でいいです。」

 

悔しくて、何もできなさすぎて、ムカつきすぎて涙が出そうになる。

 

ここで私はゆずると会った調停員に確認したいことがあった。

 

 

 

 

 

 

 

私   「ちなみに、ゆずるの髪型って…どんなでした?」

 

調停員♂ 「うーん、そうですね、金髪で上で髪をまとめてて、回りは刈り上げてるヘアースタイル。ずいぶんと感じが変わったなという印象でした。見た目も振り切ってる感じですねにっこり

 

私  「やはり。そうですか…わかりました。」

 

  

 

ゆずるが倫子の店にいることは間違いない。真吾と末娘が見たのは間違いなくゆずるだ凝視

 

このあと、不成立にすることゆずるに伝えるため、私は一旦待合室へ行った。

 

少しすると担当の書記官の方が来た。

 

書記官 「不成立ということで、ゆずるさんも納得したので裁判官から意思確認のため、お二人揃って先程の部屋で不成立の宣言をしますが。。相手方に会えますか?」

 

私   「会いたくないです。顔は合わせたくないです。」

 

書記官 「わ……かりました。裁判官に伝えて、了承してもらえたら顔合わせず個々でやりましょう。」

 

私   「すみません、よろしくお願いします。」

 

ゆずると会うなんてとんでもないピリピリパイナップル野郎めやしの木

 

 

このあとすぐ、調停が行われていた部屋に呼ばれ、不成立の承諾をした。

婚姻費用については生活に直結するため、このあと審判になるとのこと。不成立の証明書を渡すからと、後ほど窓口に来るよう言われた。

 

調停員の方にお礼を伝え、部屋を出た。

 

 

窓口に行き、不成立の証明書をもらうと

 

書記官 「この証明書があれば、離婚裁判を起こすことができますので大事に保管してください。婚姻費用の審判ですが、一応前回のゆずるさんの調書ありますが見ますか?」

 

私   「調書?彼、何か言ったんですか?」

 

書記官 「はい。今お持ちしますね。」

 

持ってきてもらった。

 

奴の言い分↓

 

 

 

 

いちいち腹立つゲロー

出てけって言われたから何なの?

そもそも出てけなんて一言もいってない。

まぼろし~~~~~上差し上差し上差し上差しキラキラ

まぼろしついでに、どっかへ消えてくれ流れ星

 

 

 

このあとの流れとしては、婚姻費用審判前に審問がある。私は保全の申立もしているため同時進行だ。

 

審問とは裁判官に質問されて答えるというもの。

 

審問のときは、どうしてもゆずると対峙しなければならない。

書記官に念を押された。

仕方ないが、会うことになりそうだ魂が抜ける

この時点で体が震える。

 

離婚調停が不成立になって、離婚裁判を起こすとしたら、この証明書はいつまで有効なのかを書記官に聞いてみた。

 

何年も経ってからというのはさすがに…という返答だった。1年くらいなら大丈夫とのことだった。

 

離婚裁判は家のことが片付いてからにしよう。

とりあえず審問前に奴の言い分を覆す証拠と根拠を集めるところから始めよう。そのうえで自分の主張を述べよう。

などと考えながら裁判所をあとにした。