泣いている暇はなく、そっと心にしまっておこう。
ゴールデンウィークも折り返しに入り
昨日の楽しかった余韻があるのか
真吾は 「今日スリーバッツ誘って家で夜ご飯食べようよ！」
私、チョコーボールはもちろんOK牧場！
今回はスリーバッツと子供達、私家族、チョコボールのみの食事会となった。
スリーバッツからの連絡を待って、私、スリーバッツ、チョコボールで
買い出し。
気前のいい年上のスリーバッツ姉さんは財布から
「これで勘定して！！
」だって。「かっこいいーーーーー
」
この時だけ姉さん。しかし姉さん
「勘定だって！今は支払って言うんだよ姉さん。
」
真吾宅に集まり大宴会の始まり。
スリーバッツ姉さんの手作り料理や、季節外れの鍋やら
子供達も食べる食べる。大人たちは飲む飲む。
真吾また一人ぼやき。「やっぱりみんなで食べるとおいしいね。
」
考えてみると、広い家に真吾は現在一人＆ワンコ
そりゃー寂しいよね。
大人四人は
これからの五月の裁判・調停の日時、相手の動き、子供の習い事の日等
色々と確認をした。
時間も時間になり気が付けば、午前様！
そろそろお開きの時間となり、かたずけ開始。綺麗になりいざ帰宅と思ったら
スリーバッツ姉さん一言。 「真吾ちゃん、送ってくれないの！」
真吾 「
？」
スリーバッツ姉さん 「今日私が全部出したんだからね！！
」
真吾 「何も言えなくて春・・・・
気分はJAYWALK
」
真吾はそのまま言うまでもなく、スリーバッツ姉さん家族を送って行った。
今回のゴールデンウィークはとても充実してる。
ゆずるがいない幸せ！子供達と過ごす日々！充実していても
今日はゆずるの又、かたずけ！子供達も手伝い
私 「はいこれ段ボール！これゴミ！」とかたずけ命令。
そこで次女が発見
「これなあに？」
なんと
「
？」
思い出した。こいつ船盛りするからと言って買ったやつだ！
なんて無駄遣いをしているんだ！
自宅で船盛りしても子供達は食べなかったが、ゆずるは満足そうに船盛りを
楽しんでいた光景を思い出した。
マジ、腹立つ
言うまでもなく「ゴミ！！！！
」
最終日はのんびり過ごそうと決めた。しかし今日は雨。最悪
朝から、ラインの確認。そこに一通のライン。
真吾から「夜中、息子が捕まった。
」同じようにチョコボールにも
夜中ラインを送ったみたい。
即、真吾宅にお邪魔し、状況を確認しに行った。
真吾「なんか今日は胸騒ぎがしていて、夜中寝付けなかったんだー。」
実を言うと、真吾は退院してから睡眠障害もあり
かなり強い睡眠薬を飲んでいる。
その日はたまたま飲んでなかったみたい。内容を聞いてみた。
真吾 「見慣れた下四ケタから電話があり
でたら、警視庁特命係杉下です。だって！」
私 「真面目に話して。」
警察 「○○警察 少年課の杉下です。息子さんが悪さして今取り調べ中です。
息子さんの引き取りは可能ですか？」
真吾 「実は現在妻と別居中で息子は倫子と住んでいます。引き取りは
可能ですが、倫子と連絡をとってからではないと勝手に動けないのです。
裁判中なので。しかし酒飲んでないからいつでも引き取りは可能です。
」
警察 「内容は息子さんからお聞きしています、息子さんはお父さんのところに
住んでいるから連絡を取ってくれと言われました。
事情はわかりましたので、確認取り調べ終了後、連絡します。」
との事。実は警察に捕まる前に友達二人で真吾宅に来て色々話をしていたみたい。
息子は真吾のところによく友達を連れて泊りに来たり、二人で食事
にも
行っているみたいだ。別れた直後に捕まった感じみたい。
その後警察から連絡。
警察 「今、取り調べが終わりました。今日のところは帰れますので
倫子にこちらから連絡をし、息子さんを迎えに来てもらいます。」
真吾 「宜しくお願い致します。」
大変なゴールデンウィーク最終日のスタートをきった。
真吾は息子にLINEを見たら「電話するように」
と送ったみたい。
しかしチョコボールは既読スルー！
真吾は一睡もしていないため、私は真吾宅をあとにした。
夕方息子から真吾へ連絡があったらしい。
息子 「昨日はごめん」
真吾 「やってしまったことはしょうがない。倫子とちゃんと話たか？」
息子 「いや、寝てて電話もでなかったのでパトカーで送ってもらった。」
真吾 「 倫子はいるんだろ。ちゃんと話しなよ！」
息子 「朝から家にいなかったよ」
見たいな会話。真吾は仕事だからしょうがないかと思ったみたいだけど
しかし迎えぐらい行くだろー
こいつら本当にお花畑
になっており、息子の事は目に入らないみたい。
その後、やっとチョコボールから真吾へ連絡があり
チョコボール 「〇〇温泉の〇〇って知ってる？」
真吾 「知っているよ。前に何度か倫子とも行ったし、倫子母も連れて行った
場所だよ。貸し切り部屋に露天風呂
がついててなかなかお勧めだよ。」
チョコボール 「そこにいるよ。」
真吾 「楽しんできて。」
チョコボール 「違うよ。ゆずると倫子、そこにいるよ。」
真吾 「二人で
」
チョコボール 「そうそう！」
真吾 「なんでチョコボールが知っているの？」
チョコボール 「暇だから朝から奴らを追ってみたらここに来た。」
後に、チョコボールが真吾宅に報告をしに来て真吾は怒り爆発
さっき話した通り、息子は夜中に捕まり、迎えにもいかず
本人達は呑気に温泉それも貸し切り部屋の露天風呂
流石に私も真吾もチョコボールも呆れてしまった。
こいつらの頭の中を見てみたい。裁判中で訴えられている人間の行動か？
しかしチョコボールの行動もすごすぎる。勘？
そんなことを聞かされ、ゴールデンウィーク最終日
ムカつく気持ちの中、又明日平常へと突入する。
聞かされた真吾は次の離婚調停が近いため、早急に文面を作成し
裁判所・相手の弁護士に色々と内容を盛り込み
戦闘態勢に入った。
私と真吾、今に見てろと思いゴールデンウィークが終了した。
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