年度末です。習い事での卒団のイベントがありました。
私は卒業する子どもたちへの贈り物を作成したり、購入したりする係でした。もちろんゆずるは来ません。倫子と倫子の娘は参加です。
いろんな思いが駆け巡った。しかし、個人的な出来事。仕事を最後までしっかりやります。
卒業する子どもたちへ寄書きを作った。一緒の係のママ、さぁやんと共に打ち合わせをして工作をして、夜なべもして、無事当日までに間に合った。
安堵してるヒマもなく、当日は司会進行もあった為バタバタとその日を迎え、会も進んでいった。
周りのママは相変わらず、私達のことに気づいているが当たり障りなく接してくれているし、側にいてくれた。
横目に入ってくる倫子がウザったくて、引きつった顔をしていたと思う。
遠目に見える倫子の右薬指には指輪が光っていた。
『あぁ、この人たちは何も悪びれることなく擬似新婚をしているのね。幸せなんだろうな。』
匂わせを感じる。
残念ながら、現妻は私。ナウで私。
そこんとこ、よろしく
頭の中でお花咲いちゃってもいいけど、現実は甘くないわよ
親も子も混ぜこぜのチーム対抗の試合があった。
倫子にボールでも当ててやろうかと本気で考えた。もちろん首から上を狙ってね。
でも、そんなことしたらまた警察警察って騒がれちゃうからやめました
倫子がいるチームと私のチームが対戦することになった。
チャンスは今しかない。
憂さ晴らしじゃ
今思えば、よく走ったし、よく声を出してかなり疲労困憊状態だったが、このときばかりは気合の入れ方が違うわけ。
静かにチャンスを狙う。
倫子がボールを持った瞬間に私ダッシュ
ボールを取りに全力で行ってみた
その結果
謎に倫子も全力で引っ張ってくる・・・
・・・マジ、うぜぇ
びっくりしてりんちゃんや、ビー子を見た。
クソほど笑ってた
ビー子 「古川ちゃん、いったねぇw」
りんちゃん 「いったねぇw大丈夫だった?ww」
私 「いや、すごくびっくりしたんだけど。倫子ガチ全力で来たよ?w 」
ビー子 「えーーーあの女やっぱヤバいわwww」
普段ダッラダラした話し方で、おっとりしてるけど、ここぞとばかりに力は入ってるは爪は立てるわ、あちらさん、痩せてて骨ばってるから痛いし、もうすごかった
女って怖いですね
今ならもう少しうまく立ち回れたかな。
最後、卒業生からコーチへのプレゼントの時りんちゃんから相談があった。
りんちゃん 「ゆずるコーチの分もあるけど、どうする?古川ちゃんが受け取る?」
面白いじゃーん
私 「うん、そうしましょ」
ということで、コーチ一同前へ、というタイミングのときにしれっと私並んじゃって、前に出ちゃった
子供たちから一言もらい、プレゼントを受け取る
お礼を言って、満面の笑みで振り返ると、倫子の殺気に満ちた視線……
せいぜい悔しがりなさい。
今のところゆずるの代打ができるのはこの私だけ。
いらない旦那だけど、もう少し妻をやらなければならないみたいなの。
やりたくないけど、しっかり務めさせてもらいます。
疑似新婚さん、いらっしゃ~い状態の倫子は面白くなかったのか、腕を組み私を真っすぐ睨みつけていた。(←ビー子が動画に収めてました。)
イベントが終わり片付けのときに、何も知らないさぁやんに
さぁやん 「古川ちゃん、大丈夫?うちの旦那も心配してる。詮索するつもりはないけど、何かあったってわかる。うちらは古川ちゃんと末娘ちゃんの味方で居たいと思ってるからね。」
私 「ありがどぉぉ~ぉ」
泣いた。この日は気を張っていた分、人の優しさが染みすぎて、泣いた。もう、大泣き。
色んな人に心配と迷惑をかけてるんだと、改めて感じた。
こんなこと、早く終わらせないと。
しかし、裁判も調停も、すんなりいくわけもなく、こじらせていった。
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