日曜日は子供を連れたお父さんや、散歩してる御夫婦をよく見る。
幸せそうだな〜。
この頃から不倫のことを歌った曲が聞けなくなった。
不思議と不倫を題材としたドラマや映画は進んで見ていた。
きっとそれは結末が知りたいから。
私達がどうなっていくのか、どんな思いをするのか参考となるものが欲しかったんだ。
倫子とゆずるの同棲を知ってから、冬休みに突入。仕事納めまで突っ走ります。証拠集めも同時進行です★
ある日、弁護士さんから連絡があった。受任通知が出来ましたので送ります。
待ってました~!
ホテル🏩の出入り、貸家🏠からの出入りの証拠を持っていることは
シタ側は知らない。
これも弁護士さんの作戦。
まず2人に対して一般的な慰謝料を期限付きで請求する。この段階では示談。これを突っぱねるようなら裁判を起こす。悪質性を訴え、金額💰を跳ね上げる。
ここでシタ側に伝えたい。悪いことをしたら認めて謝りなさい。
不倫はどんな理由があれ、してはいけないことなのです。何事も不倫していい理由にはならないのです。人の気持は移ろいゆくもの。100歩譲ってそれが仕方のないことだとしても、清算をしてから次に進みなさい。
受任通知を倫子には倫子の店に郵送🏣
(自宅から郵便物の転送届を出しているため。)
ゆずるには自宅に郵送🏣
「あっゆずるの郵便物家に届いているじゃん!」
バカなゆずるはまだ郵便物の転送届をだしていなかった
勤務先へ届けるということで確実に手に渡るようにしようという段取り。
待っていなさい。現実を突きつけてあげる。
仕事納めの日、私はいつも通り出勤。早めに終わるよう調整をして弁護士事務所の
封筒に入った受任通知を持って佐藤さんと出発。
私は仕事着から黒ずくめの格好に着替え向かった。
運転は佐藤さん。
気を落ち着かせるために車内でアルコールを入れさせてもらった。
向かう道中、色んな話をした。メインは私達の行き着く先の予想。
人生初の出来事に予想ができるはずもない。こんなことは堂々巡りでしかない。だって、誰にもわからないんだから。
勤務先に到着し、佐藤さんが先に様子を見に行く。
ゆずるらしき人はいないとのこと。
私はフードを被り、録画中にしたスマホを胸ポケットに入れレンズ部分を出し一部
始終撮れるようセット。大きく深呼吸してゆずるの勤務先内部へ。
見回してゆずるがいないことを確認。
近くにいた職場の方に
私 「ゆずるさん、いらっしゃいますか?」
職場の人「居りますが、どちら様ですか?」
私 「バイク便です。🏍」
職場の人「少々お待ち下さい」
……?笑
「妻です」なんて言ったらゆずるが出てこないと思い、とっさに出たバイク便。
さすがに職場の人も首を傾げてた。
少し待ったところで奥からゆずる登場。見た途端頭に血が登った。近づいていき、
封筒を差し出し、
私 「はい、これ。よく読めこの野郎」
ゆずる 「へっ…?」
ポケットに手を入れ颯爽と歩く。振り返らず勤務先を後にする。
前につけてくれている車に乗り込み、佐藤さんとハイタッチ。車を出してもらった。
すぐさま動画を止めて確認。
車を路肩に停め、佐藤さんも確認。
佐藤さん、爆笑
佐藤さん「バイク便ってwww」
私 「とっさに出たのよw」
佐藤さん「よくできました」
そう言って、私の横顔を写真におさめてくれました。
佐藤さん「清々しい顔してるよ」
日中には倫子の下へ同じ書面が届いてるはず。
第一弾爆弾投下成功
帰って2人で話し合いなさい。
どんな決断でも私達は受けて立つから。
仲間がいることの大切さ、安心感を改めて認識した。
年明けは何が待っているのか、この件はいったいいつ終わるのか、誰にもわからない。
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