11月頃からかな〜。

ゆずると事あるごとにケンカをするようになった。まぁ、だいたい末娘の習い事のことを突くとケンカになってたんだけどね。
長男も受験だっつーのに、チームの子にお菓子やらアイスやらを、わんさか買って自分は酒をガバガバ飲んでさ。おまけに倫子と話して帰ってこないしね。
一生帰ってくんなよムキー。とか思ったりしてた。

ここで気づいた。ゆずるって、1つのことしかできない。何足もわらじを履けない。
習い事でコーチの真似事始まったらそっちに集中しちゃって、父であること、旦那であることを忘れちゃったみたい。仕事も中途半端になって、終いにはキャパオーバー。
「俺だってがんばってるんだよっ!!!!」

って、子供かよ。

何を頑張ったら、毎月借金して、帰ってくるの遅くなって、自分の子どもたちとあまり会話はないのに、他人の子どもたちとのコミュニケーションはしっかりできるのだろうか。。

いよいよ子どもたちからの不満も出始めた。金ないって言う割に人ん家の子の面倒見すぎじゃない?

 

我が子よ、そんな事言わせてごめんm(__)m

 

当時の私は目の前のことに必死だった。

もっと目を向けるべきことがあったのに、その時その時に起こってることを片付けるのに必死で周りも、我が子さえも見失ってた気がする。

 

 

 

 

 

ある大会があった。

 指導者が誰も行けない状況の中、ゆずるはやる気マンマンで、なんなら監督⁉くらいの勢いで堂々と子どもたちを連れて行った。

 

どうやら、優勝したらご褒美をあげる、なんて話てたらしい。

その大会で、なんと末娘所属のチームは優勝したキラキラ

 

もともとポテンシャルが高い子達がいるとはいえ、初めて優勝する、という…

なぜこんな時に…

 

 

優勝は凄い!って思ったし、素直にうれしいことだけど……

 

 

 

 

ゆずるがつけあがりますチーン

「俺がベンチに入って、俺が優勝させたグラサン

 

こんな、ちんちくりん な自信と、受け止めきれないほどの自画自賛を聞かされる日々を過ごすことになったのは言うまでもない。

 

 

帰ってきて、疲れた様子のゆずるは、ゆずるの宝物であるゲーミングチェアに座り今日の出来事を振り返り、にやけが止まらないご様子。

話を一通り聞き、共感し、すごいねーと褒め、ゆずるの気分をとことんアゲアップアップ

そのまま眠りについていただきました。

 

 

どんどん末娘の習い事にのめり込んでいくゆずると私&長男の溝は広がっていく。

 

ある日ケンカをした。

私の言い分はいつも同じ。もう少し家にも子供達にも目をむけてほしい。

私としてはシンプルな話だったが、ゆずるはこれ以上俺様のキャパを狭めるなって言い分で返してきた。日本語が通じないのは知っていたけど、この時点で今までの事、小さいことの積み重ねで、話すの疲れちゃって私は会話をやめようとすら思った。

 

 

 

習い事に関して口を出さなきゃ、普通に過ごせていたある日。

倫子宅へ末娘がお泊りに行った。

 

行ってからしばらくして、お風呂上りで髪の毛も濡れたままのパジャマ姿の末娘と倫子娘がうちにきた。

 

 

「寒いのにどうしたの!!?」

 

 

 

 

末娘は、

 

 

「パパいる?倫子ちゃん来てる?」

 

と聞いてきた。

 

 

 

 

 

??????????ふぇっ??????ポーン

 

 

泊りにいったはずの子がそんな風に聞いてくる理由も、まず戻ってくる理由さえ、理解するのに少し時間がかかった。

 

娘たちがこんな行動に出たのも今ならわかってあげられる。

一番近くで2人を見てきた彼女たちだから、何か感じる事があったんだろう。

 

 

序盤ですでに子供達に怪しまれ、疑われてるのに、それに気づかず自分たちの欲を優先してしれっと嘘を言い放った宇宙人と魔術師を、私は一生許さない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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