今朝は骨粗鬆症治療剤「アクトネル」の服用日ということで、6時に起床してすぐに薬を飲み、処方箋通り30分ほど大人しく録画していた釣り番組を見る。この薬、月に一回というサイクルとイレギュラーな服用法のせいで昨年の退院直後はつい忘れがちであったが、ここ最近は前日夜のうちにスマホの裏側に直接薬を貼り付けておくという効率的な対策を編み出したことで、なんとか服用忘れを防ぐことができている。

 前回の外来診察から、早くも一ヶ月強が経過した。予期せぬ不整脈の発生により、大事を取って本来10mg/日から7.5g/日程度に減量するはずだったプレドニンの服用量が変わらなかったことで、体調には特に大きな変化はないものと考えていたが、どうも一筋縄ではいかないようだ。10mg服用はもう半年続けているが、ここに来て胃痛の頻度が少し増えたこと、数ヶ月前に解消されたはずの軽い喉の痛みが復活しつつあること、また減量時のような全身の倦怠感を再び覚えるようになってきたことなどが気になる。倦怠感については、どういうわけか毎日夜21時を過ぎる頃から顕著に怠くなり、体を動かすのが億劫になってしまう。おかげで、筋トレもこの2週間ほどサボっているという有様だ。3月最初に出かけた北九州出張辺りから自覚するようになったので、黄砂だかPM2.5だかが原因と言われて驚かされた現地の薄汚れた大気に反応したのかもしれない。さらに、不定期に右膝が痛むこともあり、これは登山のせいと思えなくもないが、調べてみるとプレドニンの副作用で股関節同様に膝の関節も痛めることもあるらしい。不整脈や軽い胸の痛みが相変わらず続いているのも気がかりだ。

 しかしながら、何れの不具合も日常生活に決定的な支障をきたすほどではないので、何だかんだで元気に日々の生活を送ることは出来ている。そのため、会社で「最近調子悪くて」とアピールしても、基本的にほぼ信用してもらえない。そんな中で、昨日会社宛に届いた封書が一通。健康診断を受診したクリニックからだ。開封してみると、どうやら再検査のお誘いらしい。受診時は特に問題ないようだったので、肝心の検査結果自体はあまり精査していなかったが、肝臓に良くない兆候があるので半年後に再検査せよ、とのお達しであった。こちらは心臓だけで手一杯であり、今ひとつパッとしない体調に加えてこの通達はまさに泣きっ面に蜂、さすがにうんざりさせられる。

 意気消沈しながら帰宅し、あらためて健診の結果を調べてみると、どうも血液検査でタンパク質、アルブミンが不足していたことが再検査の要因らしい。であれば、これはもうプレドニンの副作用として入院時から指摘されていた既知の問題であり、担当医に報告すれば特に再検査の必要はないだろう。それにしても、長期入院から退院して1年弱、この間は出張などで家を空ける時以外はほぼ毎日、結構な量のプロテインを牛乳に溶かして飲んでいるが、中々数値が改善しない。毎度、血液検査では基準値の下限ギリギリか若干下回っている。前回、担当医からは「もう少し肉や魚を多めに食べても良いのでは」と言われたが、余り食べすぎるのも体重増につながりそうで気になる。何れにしても、後数カ月は薬の量も変わらないはずなので、副作用と思われる一連の症状も改善の見込みはなさそうだ。しかしながら、維持量10mg/日というのも長く続けるとやはり体の負担になりそうなので、何とか8月には減薬できるようまずは体調管理に努めたい。