お客様の感想:シローダーラ後の顔と心の変化 |  群馬・看護師アーユルヴェーダサロン サラスワティ

 群馬・看護師アーユルヴェーダサロン サラスワティ

30代から50代の女性がココロもカラダも健康で生き生きと働くためのブログ・・・看護師がアドバイスさせていただきます!

 

こんにちは!

 

アーユルヴェーダサロンサラスワティの星野です。

 

ここの所温かい日が続いて過ごしやすいですね。

温かいというだけで心も軽くなり体も軽くなります。

もう春はすぐそこ

花壇の花たちも芽が出てきましたよ~音譜

 

先日初めてシローダラを受けに来てくださったお客様が

貴重な体験をされまして

体験談を丁寧にメールで送ってくださいました。

 

シローダーラは人肌に温めたオイルをじっくりと時間をかけ眉間に垂らし続けるという手法です。

第3の目があるといわれている眉間にオイルを垂らすことで瞑想状態となり、脳神経がリラックスします。

 

瞑想状態となることで

メッセージが浮かんだり、気づきが起きたりとお客様によって体験は様々です。

 

今回のお客様の

M様は何度かお会いしたことのあるかたでした。

私と会ってからアーユルヴェーダのことを知り興味を持ったのだそうです。それまではアーユルヴェーダの知識もなかったので、施術を受けに来るのにあたり調べたり、私のブログを読んだりして来てくださいました。

 

施術に入る前に、アーユルヴェーダの話をしたり

私がなぜアーユルヴェーダに興味を持ったか

また、ヨガの8支則(これは後で詳しく説明します)

の話をしたりして施術は開始されました。

 

まず、シローダーラに入る前の準備段階として

足湯につかりながら、ヘッドマッサージを行い

リラックスしていただきます。

 

その後本番のシローダーラに入っていきます。

施術中はゆったりと横になっていただき

ただただ、額に温かいオイルが流れていくのを感じていただきます。

施術が終わったらオイルをシャンプーで洗い流し、

ハーブティでほっと一息つきながら施術の感想をお聞きしたところ

こんな感想をおっしゃいました。

 

 

Mさんは自分の顔が嫌いで一度も良いなと思ったことがないそうです。

でも、シローダーラが終わって鏡に映る自分を見たら

「悪くないな!」と思えたんです。と

初めての体験

自分には尊敬する親戚の伯父さんが居て、その人の顔に似てたので嬉しかった。

でも、良いな!と思ったその顔は、一瞬で消えてしまい元の顔に戻ってしまった。

けれども

これが本当の自分なんだ

ここに戻ってくればいい良いんだと感じた

 

今まで~しなければ、で行動していた自分に気づく

女らしくしなければ、で行動していたから

そうやってずっと無意識に行動していたから

物心つく前からやっていたから本当の自分って

どうなんだか分らなかった

 

エゴを手放して本当の自分、本質の自分に戻る

と言われても

その本当の自分がわからないのだから戻りようもなかった。

(こうして人は自分探しの旅に出るのかもしれない)

 

戻るすべもわからなかったけれど

今その本当の自分がわかったから、そこに常に戻る様にすれば良いのだ

と、とても新鮮な体験ができた

自己を肯定できた初めての体験

アーユルヴェーダってすごいですね

 

と瞳を輝かせて感想を話してくれました。

 

アーユルヴェーダでは

本質の自分と繋がっている人は自然治癒力が働き、

ココロとカラダのバランスが取れている状態

活力にあふれ、魅力的な存在

と言います。

 

施術後のMさんは

すっきりとして一皮むけたような表情で

まさしく、自己の本質と繋がる体験をしたのだと思います。

理屈ではなく体で感じられた経験

貴重な体験とおっしゃっています。

 

カウンセリングやワークショップ、セッションなどで

何度も何度もエゴを手放して

自己の本質で生きていく

と勉強しますが

自己の本質のたどりつくのに時間を要します。

 

Mさんも言っていましたが

1回の施術でこんなに深い体験をされたことに私もびっくりしました。

それと同時に

アーユルヴェーダって凄い!

と実感ラブラブ

 

これを機に

自己を肯定し

こうしなければ・・・

や誰かの期待に添うような人生ではなく

Mさんの持つ魅力や才能がもっと発揮され

ますます、光り輝いていくことを願っていますラブラブ

 

そして

この貴重な体験を一人でも多くの方に体験していただきたいな、

と思っていますラブラブ

 

 施術を迷われている方やシローダーラや瞑想に興味がある方は是非下記の感想を参考にしてみて下さい。



 

Mさんが

後日メールで丁寧に感想を送ってくださいましたので

原文のまま載せさせていただきます。

Mさん、感想を送ってくださりありがとうございましたラブラブ

 

 

〈フットマッサージ〉
多分、人と人は、支配や競争ではなく、大切にしあうことで、愛情、思いやり、優しさ等と呼ばれるもので触れ合っている。私は椅子に座っていて、星野さんは私の足元で跪いて、私の足は腿の上に乗せられて拭かれた。その時感じたのは、優越感ではなかった。最初少し気まずさを感じた。そして、大切にされているという感覚をみつけた。それがわかると、星野さんや、この状況に、聖母子像にみるような神聖さを感じた。神聖さの本質は、大切にすることなのかもしれない。
恩師から、音楽は魂でやるのだと聞いた。その意味に少し近づいた気がする。
(大切にすることと、愛情=魂、調和、神聖)
 

 

〈シローダーラ後の顔つき 〉
小さい頃から、自分の低い鼻が嫌だった。眉も、目も、唇も、輪郭も、気に入らなかった。シローダーラが終わって髪を洗うとき、鏡に自分の顔が映っていた。その時見た顔は、全てのパーツが調和していた。美しくも可愛らしくもなかった。障子越しに白い光が入る書院造りの部屋のように、ただそこにあった。それはとても気に入るものだった。
尊敬している親戚のおじさんに目鼻が似ていることに気がついた。自分の鼻が嫌いではなくなった。血の繋がりを体感するのは不思議で、嬉しくもあった。自分について、私は、誰かが私と同じ血が流れていることを誇りに感じられるような、そういう人間であるだろうかと思った。
自分が可愛くあってほしいから鏡の前では目を大きく開くというようなことを意識せずやっていたのかもしれない。可愛らしくある必要も、女性らしくある必要もなかった。自分らしくあればそれで良かった。どうすれば自分らしくあることができるか、自分らしさとは何か、ずっとわからなかった。
自分探しの旅の終点は、向かい合った鏡の中にあった。こうありたい、こうあらなければならない、そして、それらの考えが生まれる原因になっている、ありのままの自分を気に入らない感覚、それがないだけで、自分らしくあることはできるようだった。自分らしさを忘れたら、書院造りの部屋のような、簡潔質素で、落ち着いた静けさと何処とない優しさのあるあの顔の感じを思い出してみようと思う。この経験をくれたアーユルヴェーダと、星野さんと、あらゆる関係者の方々と、それらとの出会いに感謝している。
(私がその親戚の人を尊敬したのは、彼が幼い私を大切にしたことを無意識で覚えていて、私も彼を大切なものだと感じたことが前提にあるのではないかと思う。「私は彼が持つ性質を大切なものだと思った」ということが、尊敬なのではないだろうか。)
(本質、引き算、自己肯定感、自己否定感、大切にすることと尊敬)

 

〈ナツメの実〉
施術後にお茶と水とナツメをいただいた。ナツメは神様に供えたりもする特別な果物で、栄養豊富で、神聖で、聖書にも出てくると聞いた。それを聞いただけで、この一粒の果物を特別で、神聖なものとして感じるようになった。その感覚を多くの人と共有している気もした。そのようなものを用意していただいて、有難いという感覚も自然に起こった。その色形や甘みも覚えている。
全ての命も、心も、茶器も、それを大切なものとして扱うために、あれをしなくてはいけない、これをしてはならないということを厳守しようとする。しかし、一番最初に、これはすばらしいもので、特別で、神聖なものなのだと、誰か教えてくれないだろうか。
しかし、不思議な味のするお茶は、正体を聞かなかったために不思議な存在として記憶に残ったように、何も教えられないことも、神秘的な、特別なものとして大切にしやすいのかもしれない。
そして多分一番気をつけて大切にする必要があるのは、水のような、ありふれているようで、理解しているようでいて、最も大切で最も神秘的なもののこと。
(大切にすることと、感覚を使う、感謝、大切にすることを教え

 

感想を書き出してみたら、私個人のカウンセリングで初回から出てきていたテーマがまとまっていました。私のこれまでの人生の総まとめ、これからの人生の原点になっているかもしれないと感じています。
もし今回の感想で書いたことを基礎にして、これから人の役に立っていけたら最高、というような内容でした。


{1A07AF72-AF19-465E-AAC7-3B099C414EB2}