季節の花・アマポーラ
¡Hola! オラ! 典子です。
スペインで、この季節のお楽しみのひとつ。
アマポーラ。
たいていは、高速道路の脇に、群生しています。
高速をぶっ飛ばしていると、この目の覚めるような赤が、両側をすごい速さで流れていきます。
よく見たいんだけど、よそ見したらぶつかっちゃう、っていうジレンマ。
ああ。
でも、電車の窓から見られることもあります。
アマポーラって、「けし」ですよね。
英語だと、「ポピー」。
「虞美人草」だったりするし。
「アマポ~ラ~♪」って歌も、ありますよね。
昔、沢田研二がCMでカバーしてたのが印象に残っています。
その時は、「アマポーラって、何?」って思っていたけど、「これだったのね」って。
子供の頃、オーギュスト・ルノアールの、「草の中の坂道」っていう絵を見たことがありました。
緑色の草っ原に、朱色の点々で描かれた花々が、すごく目に鮮やかだった記憶が。
大人になって、スペインで、道路脇のアマポーラを見たとき、「あのときの朱色の点々だわ!」と、まるで夢で見た風景を、実際に目のあたりにしたような、不思議な感動をおぼえました。
この絵です。↓
風にさやさやと揺れているアマポーラ。
目に浮かびます。
¡Hasta luego! アスタ ルエゴ! またね!