初めて出来たこと | コーギー犬ピーターの憂鬱

コーギー犬ピーターの憂鬱

13歳でお星さまになったコーギー犬ラリーちゃんの思い出と、やんちゃな2代目コーギー・ピーターとの何でもない日々を綴ります

ぼくの名前はピーターです。

とっても真面目なコーギーの男の子です。



今日はね、お母さんの大切なケーブルTVが綺麗に映らなくなったとかで、配線の修理のおじさんが来てくれました。

ぼくは、おやつをもらって、ハウス。

おじさんね、ワンコは平気ですって言ってくれたんですけど、何かあるといけないから…ハウスで待機中なぼく。



ぼく、お手伝いしたかった。

時々、大きな声で呼んで見ました。

ワンワン、ギャワン、

バリバリバリとか。




お相手してもらえませんでした。


お母さんは、ハウスのそばにいたんですけど、お兄ちゃんに呼ばれて、ちょっとだけ席を外しました。




おーい、誰かいませんかー。

バリバリバリ。


どうなったのか、ぼく、よくわからないけど…



気がついたら、

ハウスの戸が開いちゃって…

開いたら、出るよね?



おじさん、部屋から出ようとしましたら、ぼくがそばに来たのでびっくり。


おじさん、「あのうー、部屋から出ようと思うんですけど、犬がついてきちゃうので…」


隣の部屋にいたお母さん、「えーっ。」


あわてて、ドアをすこーし開けて、お母さんがお部屋に入ってきました。

ピーターくん、自分で開けたの?



うーん、ぼく、よくわかりませんけど、戸は開いてます。


じゃあ、またハウスしようねー。

今度は、戸を開けないでよ。



はーい。

おかしいなー、しっかり閉めたはずなのにね。

TVは、映りが悪くなっていたのは、配線が古い?せいとかなんとかで、光ケーブルの方に繋ぎ直したのだとか、なんかそんなお話でした。
綺麗に映るようになって良かったね、お母さん!

そして、大人になると、いろんなことができるようになるんだねって、ぼくは思いました。



おしまい。