ぼくの名前はピーターです。
とっても真面目なコーギーの男の子です。
今日はね、お母さんの大切なケーブルTVが綺麗に映らなくなったとかで、配線の修理のおじさんが来てくれました。
ぼくは、おやつをもらって、ハウス。
おじさんね、ワンコは平気ですって言ってくれたんですけど、何かあるといけないから…ハウスで待機中なぼく。
ぼく、お手伝いしたかった。
時々、大きな声で呼んで見ました。
ワンワン、ギャワン、
バリバリバリとか。
お相手してもらえませんでした。
お母さんは、ハウスのそばにいたんですけど、お兄ちゃんに呼ばれて、ちょっとだけ席を外しました。
おーい、誰かいませんかー。
バリバリバリ。
どうなったのか、ぼく、よくわからないけど…
気がついたら、
ハウスの戸が開いちゃって…
開いたら、出るよね?
おじさん、部屋から出ようとしましたら、ぼくがそばに来たのでびっくり。
おじさん、「あのうー、部屋から出ようと思うんですけど、犬がついてきちゃうので…」
隣の部屋にいたお母さん、「えーっ。」
あわてて、ドアをすこーし開けて、お母さんがお部屋に入ってきました。
ピーターくん、自分で開けたの?
うーん、ぼく、よくわかりませんけど、戸は開いてます。
じゃあ、またハウスしようねー。
今度は、戸を開けないでよ。
はーい。
おかしいなー、しっかり閉めたはずなのにね。
TVは、映りが悪くなっていたのは、配線が古い?せいとかなんとかで、光ケーブルの方に繋ぎ直したのだとか、なんかそんなお話でした。
綺麗に映るようになって良かったね、お母さん!
そして、大人になると、いろんなことができるようになるんだねって、ぼくは思いました。