そして

呼吸するのも胸が痛い長男は

歩く時も胸の痛みを庇うので

体をくの字に曲げて

ゆっくりじゃないと歩けないため


119の『救急車もう向かわせてます!』

の言葉を聞いてから

移動に時間がかかると思い

すぐにマンションの下まで降りました




マンションの下で階段に座りながら

うずくまってる長男

痛いんだろうなぁ…と心配しながら見ていると

長男真顔で

母さん、《ききょう》ってコレ?




どついてやろうかと思いましたが

無言で

《気胸》をGoogle検索して

見せてあげました




そして

救急車に乗ると

まず病院探しで難航…



なぜなら

どの病院も《気胸》となれば

《呼吸器外科》

の先生じゃないと処置が出来ないらしく

本日は日曜日


ただでさえ病院は閉まっているところに

《呼吸器外科》

と言う特殊な専門医



救急隊の方も

私がかけてダメな病院は外し

救急隊ネットワークで

5件電話をしていましたが

それでも診てもらえるところはなく

1件だけ

『気胸の検査だけなら出来ます』

と言うところがありましたが

検査だけで来ても

肝心の診てくれる医師がいないのでは

救急車で運ぶ意味が無い

と言う事で

ずっと病院を探してくれていました。




そしてようやく8件目で

『いいですよ』

と受け入れてくれる病院が!!



実に救急車が家に到着してから

20分後の事でした。