【「膝のねじれ」が腰痛・膝痛を引き起こす。】

 

下の写真のようなすねが外側に開く脚になっていると膝がねじれています。

そうなると足首もねじれるので、つま先をまっすぐ伸ばしてかかとを上に向けた状態での正座ができなくなります。

これが痛くてできない!という方は膝と足首がねじれていると思っていいでしょう。

 

膝がねじれると膝裏の「膝窩筋」が伸ばされた状態で固まります。

 

膝窩筋は膝裏の内側から大腿骨の外側についていますので大腿骨の外側が引っ張られ、

 

その上にある腸脛靭帯など外ももやお尻の外側も引っ張られて伸ばされた状態で固まります。

 

 

ストレッチしてもお尻や外ももが固まるのは膝や足首のねじれが原因なのです。

 

それを放置すると膝痛だけでなく、腰痛・股関節痛になるし

 

お尻が固まって股関節が硬くなります。

 

ストレッチしてるけど股関節が柔らかくならないのも膝や足首がねじれているからと言っていいでしょう。

 

 

その証拠に膝のねじれをちょっと調整するだけで前屈がやりやすくなります。

 

 

ねじれを調整する簡単な方法を紹介しますのでやってみてください。

 

 

【膝のねじれを調整するエクササイズ】

 

 

次の動画のようにやってみてください。

 



 

まず足の裏をほぐします。土踏まずから指の付け根まで足裏全体を柔らかくするように。

次に膝裏の内側のふくらはぎと膝裏の境目の辺りをほぐします。

そこから大腿骨の外側から外ももにかけて皮膚をずらすようにさすります。

 

すねが垂直になるように膝立ちになり、足の小指側を少し持ち上げ、母指球はマットにしっかりつけます。

小指側を持ち上げるとすねの外側に力が入ります。

 

その状態を保ったまま膝を動かさずにすねの骨を内まわししてつま先を内側方向に引っ張ります。

 

この時、膝が内側に入ったり、足の裏が横を向いて母指球が浮かないようにしてください。

 

膝がねじれると「下腿外旋」と言って脛の骨が外側に回るので、その反対側の内側にまわすことで調整します。

 

それをやった後に前屈をするともも裏の突っ張り感が軽減する感覚が得られると思います。

 

 

これは簡単なやり方なので、ねじれがかなりひどくなっている場合は入念に

 

膝、足首や股関節周りのリリースをしないとやりにくいかもしれません。

 

 

でもこれを放置するととだんだんすねの骨が外側に開いて変形性膝関節症になるし

 

あちこち痛みに悩まされるようになります。

 

 

ねじれは足の裏の筋肉の使い方や体重の乗せ方から起こることもあるし、

 

股関節を動かす筋肉の使い方から起こることもあります。

 

 

体は全身つながっていますから腕の使い方、肩関節の動かし方から起こることもあります。

 

いずれにしても体は全身つながっていますから、全体的に見て体を整えることが必要です。

 

ねじれが気になる方、調整する方法を知りたい方はオンラインレッスンにご参加ください。

 

 

オンラインレッスン

「股関節コンディショニング」

12/21(土)、1/18(土) 17:00~18:30

1/10(金) 10:30~12:00

 

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自己啓発のためのヨガ・瞑想サロンTransforman (coubic.com)

 

 

 

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