【背骨が固まって動かなくなるから五十肩や腰痛になる】
肩こりや五十肩になるのは肩関節が固まってしまうから…
腰痛になるのは股関節や腰周りが固まってしまうから…
と思いがちですが、それは背骨が動かなくなって固まってしまうからです。
二足歩行で、体の前側で腕を動かすことが多い人間は何もしないと自然と頭と腕の重さに引っ張られて
一般的に言う「猫背・円背」の姿勢になります。
そうなると背骨の生理的弯曲が崩れ、その状態で固まってしまいます。
それが原因で肩こりや五十肩、腰痛になるのです。
肩こりや五十肩、腰痛を改善したいのなら背骨の動きを改善することが必要です。
【正しく背骨を反らせることができれば肩こりや五十肩、腰痛に悩まされなくなる。】
「腰痛の人は背骨を反らせてはいけないと言われた」と
背骨を反らせることが悪いことのように言う方がいますが、それは背骨が固まって動かなくなり、
腰から反らせようとするからで、正しく背骨を反らせることが腰痛の改善になります。
背骨は仙骨・尾骨を除くと頸椎・胸椎・腰椎とありますが、
頸椎と腰椎は動かしやすく、胸椎は肋骨が付いているので動かしにくい構造です。
猫背・円背姿勢のまま背骨が固まると胸椎が動かなくなり、それをカバーするために腰椎を過度に反らせようとするため
腰椎の関節に過度な負荷がかかり「腰が痛くなる」というわけです。
腕を挙げる、目線を上に向けるとき、次の写真のように胸椎が動けば腰から反らさず、首を過度に後ろに倒さずに
腕を挙げたり目線を上に向けることができます。
ところが背骨が固まって胸椎が動かなくなっている方は腰椎を反らせたり、頸椎を反らせることで代償するので
過度に腰を反らせて腕を挙げたり、首を反らせて目線を上に向けるので肩を痛めたり腰が痛くなります。
そういう人が背骨を反らせようとすると次の動画のようになってしまいます。
肩甲骨を寄せて腕や頭の反動を使って背骨を反らせようとします。
これでは腰椎を反らせる筋肉を使ってしまうので腰が痛くなるし、首に力が入って首が辛くなります。
胸椎が動かない分、腰椎や頸椎を動かしてやってしまうのです。
胸椎を動かせるようにすること…それが正しく背骨を反らせるようになる第一歩です。
【背骨は意識して動かさなくなると固まりやすい。】
人間の体の中で一番感覚が鈍いのは背中です。
なので背中にある筋肉や骨は意識して動かさなくなると固まりやすいのです。
胸椎が固まってしまっている方に「胸椎を動かしましょう」と言ってもまず動かせないのが現状です。
なのでまずは胸椎に意識を向けて「動かそう」とすることが必要です。
私は下の動画のようにタオルを背中に当てて揺らす…ということをやっています。
タオルを当てると「タオルが当たっている」という感覚を感じることができます。
タオルに当たっているところをタオルにこすりつけるように動かす…
そうすることで少しずつ意識が向くと動くようになります。
私も後屈をきちんとやる前は胸椎があまり動かなかったのですが、今ではかなり動くようになりました。
このように胸椎が動くようになったことで頸椎や腰椎を反らせずここまで背骨を反らせることができるようになりました。
もちろんそれができるようになったのはインナーマッスルを優位に使う体の使い方ができていたからで
アウターマッスルに頼った体の使い方をしている人がこれをやろうとしてもすぐにはできるようにはなりません。
まずはアウターマッスルではなく、インナーマッスルを優位に使う体の使い方を覚えることを先にやった方がいいでしょう。
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