揺らすことができて「筋膜がリリースされた」と言える。


と思います。


筋肉を包む膜=「筋膜」はその自由度が低下すると筋肉の収縮(伸びる・縮む)が円滑に行われなくなり、筋肉が硬くなって


関節の可動域が低下したり
筋肉の収縮スピードが低下するので筋出力が低下します。


その結果
ケガをしやすくなる、疲れやすくなる
思ったように体が動かなくなる、

といったことが起こります。


筋膜をわかりやすく説明すると、鶏肉の皮を剥いだ時に肉と皮との間に現れる薄い膜。


その膜が皮とくっついていたり、肉とくっついて剥がれにくくなった状態が


「筋膜の自由度が低下する」
「筋膜が癒着する」
と言います。


その筋膜の自由度を高めるのが「筋膜リリース」なのですが、


筋膜の自由度が高まると動きやすくなるので「滑り」が良くなります。


「滑り」が良くなると「揺らすことができる」
ようになります。


即ち

【揺らすことができてこそ筋膜がリリースされた】
と言えるのです。


そう考えると
⚫️お尻が凝っているからテニスボールでコロコロする。
⚫️太ももの前側が硬くなっているからローラーでコロコロする。


ということをやった結果揺らすことができなければそれは筋膜をリリースしたことにはならないのです。


また部分的に筋肉を揺らすことができても、体を動かすときはその部分だけでなく全身を連動させて「動き」を作るので、


全身を揺らすことができなければボールやローラーでコロコロしても筋膜リリースにはならないと言えます。


私も筋膜リリースを学んだばかりの頃はボールやローラーでコロコロするのが筋膜リリースだと教わりましたが、


それは「教科書で学ぶ解剖学」であり、実際に体を動かす「動きの解剖学」を学ぶとそうではないということがわかりました。


揺らすことができると柔軟性が高まり、筋出力が上がります。



動画は「肩を揺らすように動かす」という動きです。


腋の下をローラーでコロコロしても、お尻の筋肉をボールでコロコロしてもこれができなければ筋膜をリリースしたことにはならないということですね。


その他「背骨を揺らす」動画はこちらからご覧ください。

https://ameblo.jp/sararunarey/entry-12453581817.html


「揺らすことができる」筋膜リリースをお客様にやっていただいたところ


⚫️片足で立つとふらついていたのが安定して立てるようになった。

⚫️逆立ちで壁を使わずに自立できた。

という変化が現れました。


未だにボールやローラーでコロコロするのが筋膜リリースだと思っている方や


ボールやローラーでコロコロするのが筋膜リリースだと指導しているインストラクターの方は

正しい筋膜リリースを学んだ方がいいと思いますよ!


そのためのレッスンを行います。

5/3(金・㊗️)15:15~16:45
長岡市北部体育館
「正しい筋膜リリースの方法を学ぼう!」
https://www.facebook.com/events/256524811954440/?ti=cl


申し込みはオンライン予約サイトをご利用ください。
https://coubic.com/youngmoon/services


またはsararunarey@gmail.comまでご連絡ください。

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