体が硬いから柔軟性を高めたい!

と思ってストレッチやいろいろな道具を使って筋膜リリースをしても

「なかなか変わらない」という方もいらっしゃると思います。

そういう方は
インナーマッスルを使う体の動かし方を身につける事が必要です。

大きな力が発揮できて関節を大きく動かせるアウターマッスルに頼って体を動かすクセがついてしまうと

アウターマッスルの強い力で骨と骨を引っ張り近づけてしまうので

関節の隙間が狭くなり可動域が制限され
「体が硬くなる」のです。

そうなるとガチガチに関節が固まるので
「力を抜いて!」と言われても抜けない状態になります。

それではどんなにストレッチをしても効果は顕れにくいものです。


太ももの前側が硬い方はこのストレッチが辛いと思います。


この場合と太ももの前側だけをストレッチ・筋膜リリースをしても変わりません。

アウターマッスルが優位になると筋膜のつながりで前脛骨筋・横隔膜・服直筋も硬くなります。

そこですべきなのが「インナーマッスルの活性化」です。

インナーマッスルを使う訓練をすることでアウターマッスルを過剰に働かせなくてもすむので
アウターマッスルの緊張が解けるのです。


鉄筋コンクリートの建物に例えると、
インナーマッスルが基礎や鉄骨、アウターマッスルが外側のコンクリートですが、

基礎や鉄骨が丈夫なものなら外側のコンクリートはそれほど厚くしなくても済みますよね?

それと同じで体もインナーマッスルがしっかり使えればアウターマッスルはそれほど太くする必要はないし、

緊張が解けるので関節の可動域が広がるのです。

太ももの前側が硬いのならアウターマッスルである前脛骨筋・大腿直筋・横隔膜・服直筋を緩めるとともに

インナーマッスルである
後脛骨筋・膝窩筋・ハムストリングス・内転筋・大腰筋
といった筋連鎖を使う訓練をすることで必ず変化が現れます。

大腰筋が使えると下の写真のように足を上げても「太ももがつる!」ということがなくなります。



先週末の東京での勉強から帰ってから、
ヨガのみならず、いろいろなクラスでアウターマッスルを緩めるとともにインナーマッスルを活性化させるトレーニングを取り入れるようにしたら

「すごく汗が出る」
「柔軟性が高まった」
という反応がありました。

「体が硬いからヨガはできない!」
と言ってひたすらマシンやフリーウエイトでの筋トレをすると

どんどん関節を固めて体が硬くなります。

またヨガをやったとしてもアウターマッスルに頼ってポーズをしたら同じことになります。

アウターマッスルを優位に使うクセを修正せずに運動量を増やすと

太ももが太くなる、ふくらはぎが太くなる
腕が太くなる

ということも起こります。
「部分的に細くしたい!」と思う方はまさにアウターマッスルに頼って体を動かすクセがついているからなのです。


そこできちんとインナーマッスルの使い方を学べるのがアナトミック骨盤ヨガ®️です。

「体が硬いからなんとかしたい」
「体が重く感じて動かすのが辛い」
「インナーマッスルの使い方を知りたい」

という方は是非下のクラスにご参加ください。
5/4(金)
まちなかキャンパス長岡
13:30~15:15
「肩甲骨から変わるコア」
15:30~17:30
「アナトミック骨盤ヨガ®️~コアの強化~」

必ず体が変わりますよ!

詳細の確認や申し込みはオンライン予約サイトをご利用ください。